最近、介護職についている人達のブログ巡りをすることがよくあります。
或いは在宅介護をしていらっしゃる方々のブログを選んでは、ざっと読ませて頂きます。
この数カ月の間に全部で50くらいのブログを訪問させて頂いたでしょうか。
殆どGooかアメーバブログです。
普段、何げなく使っているちょっとした言葉にとても敏感に反応されるのだ、傷付くのだ、ということに ハッとさせられることも多いです。
さらっと流すことも心身ともに健康でいるには必要だということも再確認させられます。
そんな中、目に留まったブログで1カ月前に絵本を出版されたというプロフィールに興味を持ちました。
介護士をしながら絵本の出版。
利用者さん達に読み聞かせをしていらっしゃるときき、早速注文してみました。
コンビニで商品を受け取り代金を支払う方法です。
書店では中々手に入らない本も、こうして簡単に注文でき、手元に届くーとても便利な世の中になりました。
(書店に常時置いてあるのは売れっ子作家さん、著名人の方の本が主ですから)
こうして今、手元にある本。
タイトルは、「さちと赤鬼」
著者・イラスト:田中もも
さちと赤鬼/田中 もも
ご購入は、こちらから ↑↑↑
早速ページを開きます。
母親が息子、娘の為に伝えておきたい大事なこと、忘れ去られてはいけない歴史。
そえらを精いっぱいの真心を込めて描いた紙芝居、といった感覚で読み進むことができます。
思わず昔、公園で駄菓子を食べながら紙芝居に聴きいった時代の「はしくれ」を記憶の中に呼び戻しました。
ド田舎から社宅がいっぱい、人もいっぱいの都会に引っ越してきた当初、緊張した面持ちでしたっけ。
それでも次第に紙芝居に聴きいってしまう。
そんな子供たちがいっぱいの時代。
私も紙芝居を実際に見たことがありました!
多分、最後の最後にギリギリセーフで 「古き良き時代」を経験できた幸運な世代だったのかもしれません。
ページを開くと、幼なき頃の遠い記憶を呼び戻されます。
そして実際には自分で読みながらも、ナビゲーター役の母親か祖母によって絵本の世界へ すっと入っていくような、そんな気にさせられます。
そして 切なくも ジーンとくる
母や祖母の戦争体験を いっぱいの愛情を持って伝えてくれる、
そんな絵本です。
私にも子供の頃の発見やドキドキ感。
「ねっ! 来てきて! あそこにね、赤鬼がいたんだよ! お母さん、早く早く!」
「何が居るって言うの? そんなもの居る訳が…」
そんなこともあったなと、思い出しました。
「あそこに綺麗な鳥が居るから、早く!早く!」
こうして見つけたセキセイインコ。
何処からか逃げてきたのでしょうが、飼い主が見つからず、「ピコ」と名付けて我が家で飼うことになったピコ一号のことも思い出しちゃった~。
「いいものいっぱい、見つけたよ! ねーちゃん、ちょっときて」
と言われ、バケツを覗いてみたら、ダンゴ虫が うじょうじょしていた。
ひえっ~ ということもありましたが
さちが出逢った赤鬼とは、いったいどんな鬼だったのでしょう?
ちょっと悲しいラストではありますが、「絵本」という限られたページ数の中で大切なことは充分伝えられていると思いました。
内容については、読んでからのお楽しみ
自分も早速、手作りの絵本を我が子に残そう
そして自分の肉声で読み聞かせをしよう
きっと創造する、ということにも興味を抱かせてくれますよ
私も時間が許せば利用者さんに読んであげたいと思います。
高齢者用の大人の絵本です。
実際のところ、小さなお子さんが一人で読んで理解できる言葉遣いではありませんが、(漢字も多く、「るび」がありません)
自分の思い出も交えてコミュニケーションを取りながら、おばあちゃんから孫へと読んであげて下さい。
そして次は、貴方自身の絵本を作ってみては…?
すず
或いは在宅介護をしていらっしゃる方々のブログを選んでは、ざっと読ませて頂きます。
この数カ月の間に全部で50くらいのブログを訪問させて頂いたでしょうか。
殆どGooかアメーバブログです。
普段、何げなく使っているちょっとした言葉にとても敏感に反応されるのだ、傷付くのだ、ということに ハッとさせられることも多いです。
さらっと流すことも心身ともに健康でいるには必要だということも再確認させられます。
そんな中、目に留まったブログで1カ月前に絵本を出版されたというプロフィールに興味を持ちました。
介護士をしながら絵本の出版。
利用者さん達に読み聞かせをしていらっしゃるときき、早速注文してみました。
コンビニで商品を受け取り代金を支払う方法です。
書店では中々手に入らない本も、こうして簡単に注文でき、手元に届くーとても便利な世の中になりました。
(書店に常時置いてあるのは売れっ子作家さん、著名人の方の本が主ですから)
こうして今、手元にある本。
タイトルは、「さちと赤鬼」
著者・イラスト:田中もも
さちと赤鬼/田中 もも
ご購入は、こちらから ↑↑↑
早速ページを開きます。
母親が息子、娘の為に伝えておきたい大事なこと、忘れ去られてはいけない歴史。
そえらを精いっぱいの真心を込めて描いた紙芝居、といった感覚で読み進むことができます。
思わず昔、公園で駄菓子を食べながら紙芝居に聴きいった時代の「はしくれ」を記憶の中に呼び戻しました。
ド田舎から社宅がいっぱい、人もいっぱいの都会に引っ越してきた当初、緊張した面持ちでしたっけ。
それでも次第に紙芝居に聴きいってしまう。
そんな子供たちがいっぱいの時代。
私も紙芝居を実際に見たことがありました!
多分、最後の最後にギリギリセーフで 「古き良き時代」を経験できた幸運な世代だったのかもしれません。
ページを開くと、幼なき頃の遠い記憶を呼び戻されます。
そして実際には自分で読みながらも、ナビゲーター役の母親か祖母によって絵本の世界へ すっと入っていくような、そんな気にさせられます。
「お兄ちゃん、鬼だよ。赤鬼がいたんだよ」
という妹さちの声は、そのまま幼いころの貴方自身の声かもしれません。
戦後のまだ、日本が貧しかった頃の 鬼と さち お兄ちゃん、そして家族との間に生まれた感情と涙。。。
そして 切なくも ジーンとくる
母や祖母の戦争体験を いっぱいの愛情を持って伝えてくれる、
そんな絵本です。
私にも子供の頃の発見やドキドキ感。
「ねっ! 来てきて! あそこにね、赤鬼がいたんだよ! お母さん、早く早く!」
「何が居るって言うの? そんなもの居る訳が…」
そんなこともあったなと、思い出しました。
「あそこに綺麗な鳥が居るから、早く!早く!」
こうして見つけたセキセイインコ。
何処からか逃げてきたのでしょうが、飼い主が見つからず、「ピコ」と名付けて我が家で飼うことになったピコ一号のことも思い出しちゃった~。
「いいものいっぱい、見つけたよ! ねーちゃん、ちょっときて」
と言われ、バケツを覗いてみたら、ダンゴ虫が うじょうじょしていた。
ひえっ~ ということもありましたが
さちが出逢った赤鬼とは、いったいどんな鬼だったのでしょう?
ちょっと悲しいラストではありますが、「絵本」という限られたページ数の中で大切なことは充分伝えられていると思いました。
内容については、読んでからのお楽しみ
自分も早速、手作りの絵本を我が子に残そう
そして自分の肉声で読み聞かせをしよう
きっと創造する、ということにも興味を抱かせてくれますよ
私も時間が許せば利用者さんに読んであげたいと思います。
高齢者用の大人の絵本です。
実際のところ、小さなお子さんが一人で読んで理解できる言葉遣いではありませんが、(漢字も多く、「るび」がありません)
自分の思い出も交えてコミュニケーションを取りながら、おばあちゃんから孫へと読んであげて下さい。
そして次は、貴方自身の絵本を作ってみては…?
すず