日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

ヒア カムズ ザ サン

2016-08-08 18:42:28 | 読書

Here comes the sun...

最近、ローマ人の物語以外、(新聞を除き)何も読んでいなかったけど、久々に小説!えっと、よしもとばななさんの『アルゼンチンババア』以来、手に取ったのは、有川浩著 『ヒア カムズ ザ サン』 もともと演劇なのかな? それとも映像? 事情は良く知らないけれど、他に同じタイトルで脚本なりあるみたい。 この小説の面白い点は、「前書き」があり、そこから2つの全く異なるストーリーが展開されること。

 『真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。

彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。

(略)

ある日、真也は会社の同僚カオルとともに成田空港へ行く。

カオルの父がアメリカから20年ぶりに帰国したのだ。

彼はハリウッドで映画の仕事をしているという。

しかし、真也の目には全く違う景色が見えた… 』(編集部)1ページ抜粋

 

 この続きを書いて下さい、と言われたら、作者の数だけ異なるストーリーが展開されるわけで、斬新な小説にビックリ! 読んでいて、とっても楽しかった。 どんな話かは、ここには書かないけれど、もし、時間があれば、どうぞ~

 一昔前、スライディング ドア (日本での映画名は知らないけれど…)というハリウッド映画があった。あの話は、地下鉄にもし、乗り遅れていたら、、、、間に合っていたら、、、という設定で、2つの異なるストーリーが映画の中で交互に展開! 斬新ではまったのを覚えている。当時は大学院の留学生だったけど、オーストラリア人のクラスメイトとも盛り上がったくらい。 運命って…偶然って…?と考える映画だったっけ。

 こちらの小説は、あの映画とは全く意図するところは違うものの、2つの異なるストーリー展開という点は同じ面白さだった。

 

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