「=^_^=猫」というワードに飛びつき、図書館で選んだ一冊でした。久々に手に取る林真理子氏の短編集です。
タイトルは「知りたがりやの猫」
可愛い感じの小説なのかと思いきや… 奥田陸さんの短編集とはまた違った部類の「怖い小説集」でした。
ひと言でいえば、「女って怖い」
「偶然の悲哀」から数行だけ抜粋:
「たいていの帰国子女というのはクールなところがあるがユリ子も例外ではない。非常に社交的に見せながら、こちらと自分との距離を計っている。私たち普通の日本人のような粘っこいつき合いは苦手のようだ。そのかわりいったん心を許すと、ユーモアがあり誠実だというのも彼らの特徴である。」(24ページ 8行~11行)
帰国子女ではない、でも普通の日本人でもない私も強く同感!!! 自分もそう、粘っこい付き合いは苦手。押してこられるのはいや、だけどいったん心を許せば…
上記だけが それこそ普通に記述できるものの、その他については、とても文字には出来ない感想が… 林真理子氏の人間探究心というか、観察眼というか、今回も恐るべし!
未成年は読まない方が良いでしょう…
男性諸君は特に、益々キリンやシマウマになりそうです…
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がらっと話題を変えますが… 今日は予習に物凄く時間を割いてしまいました! 小学生(3.4年生)対象クラスですが、英語で理科(生物)の学習です。哺乳類mammals、鳥類、魚類の特徴を上げ、(エラgillsで呼吸をするか、肺で呼吸をするか、can breathe with lungs? 水の中で過ごすか、can breathe under water 卵か、lay eggsミルクかfeed their babaies milk etc...)魚のエラgills だの哺乳類mammals だのって英単語、小学3.4年生に導入… いや、それより「英語で生物を教える
」 実は高校2年のテキストの中で先に哺乳類という単語に出くわし、「もっと生物や科学に関する書物を母国語で読まないと、上手く訳せないなぁ…」と思っていたところでした。(これが午前中) 中高よりは優しい筈の小学生向けでも面喰いました… 英語のために英語を学ぶ時代は終わりました。これからは、小学生の内から英語で何かを学ぶ時代の到来です。お互い頑張りましょう