古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

夕暮れどきの京都御苑(御所)

2011-06-06 06:53:00 | 風景(奈良・京都・伊勢)
京都の人は数百年、千年単位で日本を眺めていると聞いたことがあります。
その象徴の一つが、数々の歴史を刻んできた御所です。
おおまかにみれば、皇居が東京(江戸)に存しますのは明治維新以降の約150年。
それに比べて京都には、平安時代の約400年(この時は首都)を含めて、優に1000年を超えています。  
江戸時代にできた「上方」(かみがた)なる用語も、皇居が京都にあったことに由来するとのことです。
ユニークな数学者で京都をこよなく愛された森穀氏(故人)は、首都移転に関連し面白いことを述べておられます。
もともと、氏は、首都は400~500年ぐらいでかわるのが割といいのではないかとのが御説ですが、
東京も江戸幕府から数えて400年ちょっと経ったので、その意味からも、そろそろどうかと。
京都のど真ん中に位置し、ゆったりとして静かで、上品な雰囲気。
数多い他の寺社と比べても一味違った味わいを持っていました。

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2 コメント

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Unknown (mori)
2011-06-06 08:18:23
ゆったりした雰囲気がよく出ていると思います。西に沈む太陽そのものは描かれていませんが、空の色の変化を見ると見事に描かれていますし、薄暮時の人々の姿(歩いている人、ベンチにかけている人)からも余裕が感じられます。
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Unknown (キンジ)
2011-06-06 09:54:13
歩かれましたか。 日が落ちると急に人通りが少なくなり少し薄気味悪くなりませんでしたか。その雰囲気が巧く表れていますよ。 陰陽師が表れてきそうです。 河原町へ行って「うなぎ」でも食べよう。 ゴメン、凡人で。

次総理 小泉Junior の名も挙がる。 一足飛びにこの位の若者がやってくれたら 日本は活性化するでしょうなー。
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