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先月中旬、家内と能登半島を初めて旅しました。
のと里山空港経由、見附島、禄剛崎灯台、能登塩田、白米千枚田、輪島など
主に半島の北の方を巡りました。
やはり現地に行って初めてわかる空気がありました。
私の興味の中心は“能登の松”。
あの松林図屏風を描いた長谷川等伯はここ能登の出身です。
今回の自分の絵は、能登のどこかを特定した場所ではなく、
道中各所で見た松を参考にしながら、松並木に見立てて描いたものです。
隆々としたものではありませんが、風雪に耐えたその姿には、えも言われぬ風格を感じました。
霧のなか、見え隠れする老松、枯松・・・そんな雰囲気を、水彩紙に墨(絵具も少々)にて。
【補記】
今回の旅は、腰痛持ちの自分にはかなりこたえました。
半島北端の禄剛崎灯台見学時のこと。
バスを降りた位置から灯台までは約400メートル(ぐらい?)でかなりな急斜面。
参加者約40人の大部分の方は案内のガイドさんについて、かなり速いペースで。
どうやらドンジり争いは自分と、
明らかに80歳過ぎの、腰が曲がってはおられるけど、それは上品な女性の方。
出発した直後は小生がちょっと先行、しかしそれもつかの間、立ち止まって腰を伸ばしていたとき、
その女性、そおっと私の横につかれて一言、「お先に!」と。
嗚呼!でありました。
最終ウオーカーも、やっとこさ登り終えたら、そこには句碑が。
藤四郎ながら何やら感動したことでした。
「ひぐらしが 鳴く奥能登の ゆきどまり」(山口誓子)
のと里山空港経由、見附島、禄剛崎灯台、能登塩田、白米千枚田、輪島など
主に半島の北の方を巡りました。
やはり現地に行って初めてわかる空気がありました。
私の興味の中心は“能登の松”。
あの松林図屏風を描いた長谷川等伯はここ能登の出身です。
今回の自分の絵は、能登のどこかを特定した場所ではなく、
道中各所で見た松を参考にしながら、松並木に見立てて描いたものです。
隆々としたものではありませんが、風雪に耐えたその姿には、えも言われぬ風格を感じました。
霧のなか、見え隠れする老松、枯松・・・そんな雰囲気を、水彩紙に墨(絵具も少々)にて。
【補記】
今回の旅は、腰痛持ちの自分にはかなりこたえました。
半島北端の禄剛崎灯台見学時のこと。
バスを降りた位置から灯台までは約400メートル(ぐらい?)でかなりな急斜面。
参加者約40人の大部分の方は案内のガイドさんについて、かなり速いペースで。
どうやらドンジり争いは自分と、
明らかに80歳過ぎの、腰が曲がってはおられるけど、それは上品な女性の方。
出発した直後は小生がちょっと先行、しかしそれもつかの間、立ち止まって腰を伸ばしていたとき、
その女性、そおっと私の横につかれて一言、「お先に!」と。
嗚呼!でありました。
最終ウオーカーも、やっとこさ登り終えたら、そこには句碑が。
藤四郎ながら何やら感動したことでした。
「ひぐらしが 鳴く奥能登の ゆきどまり」(山口誓子)