古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

紫陽花

2010-06-24 06:58:51 | 風景(花)
6月梅雨時の花といえば、紫陽花。
今年はすぐ近間ですませていますが、
昨年は、紫陽花で有名な妙樂寺(川崎市多摩区)にいきました。
この絵は、その時のものです。

色とりどり、約1000株もの花が出迎えてくれました。
紫陽花の色は土壌によって決まるともいわれますが、
ほぼ同じ地帯に、よくこれだけ違った色を咲かせるものだと、
素人ながら、感心したり、不思議に思ったりしたことでした。

紫陽花の、花ことばの一つに「移り気」というのがあります。
一つの花でも、日々に色合いを変えることから、そう言われるのでしょう。
紫陽花をうたった俳句をWebで調べていましたら、
正岡子規の

[紫陽花や きのふの誠 けふの嘘]   (私の註:昨日と今日ですよ)

という句が紹介されていました。

そして、この解説として
「花の色は移ろいやすい。以前の咲き色を微妙に変えて、
今日は澄ました様子で咲いている。
移ろいやすく定まらないのは人の心もまた同じである。」と。

この年にもなれば、なるほど花ことばの意味にも通じるな、と理解もできましたが、
ネット上のこの解説、実は「中学受験 学習用資料 俳句」のもの。
いまどきの小学生も大変だ!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教室にて リーガル・ベゴニ... | トップ | 頑張れ! 岡田ジャパン (6... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キンジ)
2010-06-24 21:06:14
梅雨の季節になりましたねー。 今回の題材は「アジサイ」しかも一句付。 毎回 水彩画よりこちらが面白いよ。 上手いね。 手前は「額アジサイ」という種類ですか。 平らに見えますが・・・。 色は下から咲き始め 上のほうに咲き、それにつれて色も下から色気がついてくるとかでしたが 成長が早い。 葉は大葉に似ているが間違っても食べないこと。毒が
あるそうですよ。 サー参院選がはじまった。
明日はサッカー。 忙し。
返信する
梅雨の本命紫陽花 (mori)
2010-06-24 18:47:23
綺麗ですよね。花言葉は何となく紫陽花に気の毒なような感じがします。この絵もそうですが、梅雨空に色とりどりの花を咲かせうっとしい気持ちを慰めてくれます。「紫陽花さん、梅雨空の湿気の多い時期に華々しく咲いて我々を元気づけてください。」
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

風景(花)」カテゴリの最新記事