「桜前線 真っ只中!」(2021.3.29付拙ブログ)を描き直しました。
季節外れですみません。
2011.5.9から始めた拙ブログ、お陰様で間もなく600枚を数えます。(今回579枚目)
その描いたものの中には、納得しないままアップしたもの、
あるいは後になってこうすればよかったと強く思うものなど、
どうしても描き直しておきたい絵も結構あります。
本作はその内の一枚で、構図などはそのままですが一枚丸ごと描き直したものです。
一方、枚数を重ねますと勿論ネタ切れのときもありますし、
今回のように風邪で教室に行けなかった際の、モチーフの代役にもなります。
拙ブログ、これからももうしばらく続けたいとは思っていますが、
今回のように、描き直し(一枚丸ごと又は部分修正)をする機会も増えようかと思います。
描き直して却ってまずくなった、なんてことがあるかもしれませんが、
それはそれでご容赦ください。
さて今回の満開桜、どこをどう直したか、一口では言えませんが、
要は、複雑でかなりゴタゴタなっていたのを、
複雑さは仕方ないとして、できるだけあっさりしたものにしたかったからです。
お手本にしたのは申し上げるまでもなく、
柴崎春通先生のYoutube動画「Watercolor demonstration/Sakura」からです。
マジシャン先生の絵にはほど遠いですが、前作より少しはあっさりしたものになったかな、と。
先生の絵にはありませんが、自分が勝手に添えた手前の自転車2人、
前作では兄妹のイメージでしたが、今回は父娘になってしまいました。
長引かせてしまった風邪も完治(?)したと思われます。
ご心配下さった方々にお礼申し上げます。
2年前の作品に比べるとすっきり感と桜木の存在感が増したように感じました。
前作品の桜は先端が空に溶け込むフワッとしたぼやけの良さ?があるように思えますが、修正作品は桜花の色使いや枝の濃淡を直されたのか立体感をより感じさせるメリハリのついた桜木になっていると思います。
新作に挑むのも素晴らしいですが、体調のすぐれないときなど、作品を見直しされたり、お休みしたりして長く続けられることを期待しております。
前を走っているお父さん(お兄さん)も何となく力が抜けて気持ちよさそうに感じます。
とは言え両方とも季節感のある素晴らしい絵です。
風邪治って良かったですね。