![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/60/80fbc8e7796e5210044eeb50be75126f.jpg)
最近はフリータイムの日と好天が良い具合に合致する幸運が多い。
今日の目的は安中茶臼山とフラワーハイランドのツツジ偵察。
確かに山登りの自粛についての山岳四団体声明も人気山の
登山自粛要請も気になるがこの山は恐らく人に会う事もない
低山だし山小屋や関係者のお世話になるわけでもないので
コロナウィルス対策の圏外ーーーと決めつけ。
先日、何気なく見た2019-1のヤマレコに載っていた歩行軌跡を
拝見したら北側の林道森熊支線から南に向かっていた。
それも入口が二か所ありY字で合流している。
一山複数ルートが好きな爺イは今までの見逃し失態を
カバーすることにした。
大体、この山は横田氏の「私の登った群馬300山」は勿論のこと
安中山の会による「野山を歩く100コース」にも
「群馬の山歩き130選」にも記載されていないマイナーな山で
安中アルプスを巡るハイカーさんたちが序に登る様な山だ。
こんな山に爺イは南と東から数回づつ登っている。興味を
持つ切っ掛けは群馬移動通信の重鎮さんの未だ21世紀に入る
前の古い記録で小学生だったお子さんをつれて安中アルプスの
連山に標識を付けて歩いた記事があり、子連れで登れるなら
ハイキング初心者の爺イでも大丈夫と2005年頃に
「その標識の今は?」と題して後追いしたことが始まり。
因みに通称・安中アルプスとは天神山(318m)浅間山(352m)
御岳山(409m)石尊山(571m)御殿山(405m)戸谷山(605m)
茶臼山(596m)八幡峰(785m)。
R-406で西進して安中榛名駅手前四つ角を右折して石尊山前を
通過すると風戸峠手前でこの標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/85/9ca02f955a4beb84c94fbc9e778ce63f.jpg)
左折して少し下り標識に従って「森熊林道」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/88/5c70d2aea9ddd179caec84e9b16b64d8.jpg)
林道はこんな様子で両側の落葉の堆積と小枝の張り出しが
あるが舗装なので走り易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/7f/932930556fe14193cede353d05e557e2.jpg)
帰路による積りの戸谷山入口を確認して進み森熊支線の
表示の丁字路を直進。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/cf/aa874847ff30a0e1d594af55933a48f4.jpg)
やがてゲートがあったが幸いにも開いていたーー
いや、開いていたと云うより壊れていた。その手前に
南への作業道があるがこれが多分二本あるうちの東の
入口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0e/a13fb4dc093454309ce5baba637edd1c.jpg)
更に進んで二つ目の入口探し。道は奇麗だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1b/72114f15b56627ae0a1114d9efd067f4.jpg)
二つ目は切り返しの様に付けられたやや細めの作業道跡。
だか駐車スペースには既に先客が一台あって駄目。
そのまま狭い林道をバックで元のゲート前に戻って駐車。
支度を整え切り返しの作業道跡に戻って入り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d6/be2bbedec731db808d4695398f8cb5b4.jpg)
最初は荒れ気味だったが直ぐに落ち着いた道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/64/3d2624456fab0c4ceb929b9f48c82fe7.jpg)
何とも不思議なくらい真っ直ぐな平坦路。それもその筈で
さっきの入口の標高は約600mなので茶臼山山頂と同等。
この山は南から見れば峻峰だが北から見たら唯の突起だな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bb/fd4c07262a1c9aa9bff94202d21d818a.jpg)
やがて林道は消えて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/99/1903776777e5b1354d49ef2e04dbf579.jpg)
尾根歩き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/34/aaa5c2419341569360a3b4c4e3ea2efd.jpg)
藪の気配も始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5e/b046ca6a66a5828863367d8af98d06fc.jpg)
藪と言っても細い篠竹なので軽く手で払い除けられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/79/0ab977e8f9be497b889ed328388edb90.jpg)
偶にはツタが絡まり厄介な処もあるが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/83/97fb01acee4fc91a4fc044f10ae91e7e.jpg)
尾根をそのまま行くと堀切にぶつかるので左下の脇道に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/fca3796921e6c11c35caa437ec17a7a6.jpg)
左に土居跡の表示、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/85/a1d1ecc1ae1ea884f3071bc8fb920a6b.jpg)
右に堀切跡の標柱。そのまま堀切からの段差を這い上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/a7/61ea87a47fc573239381c1f77ecabef1.jpg)
最初で最後の登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cb/4d6def98d34a607d5481612627588118.jpg)
こんな藪を突破。漸く登山気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/93/b8b95987e519b98c176ba51277f0554e.jpg)
もう頂上は近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b0/ce14cfe695e18f69ffc2202bc95caf61.jpg)
頂点に石柱のある小突起を左に見て尚も登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f1/2342da0ad8c6e3f3a18217e4f7100779.jpg)
頂上標識の真北から到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b0/548582dadfb2ac75f850bac0688d805d.jpg)
本日の爺イ。標識は逆さまにぶら下がっていたので
一寸手直し。すかいさんの作品を含めて他の標識は
見当たらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/cf/7ed2cebd246363cf9fab1d40d35644fa.jpg)
帰路に改めて眺めると結構荒れた個所があったんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/18/af028b65c0c2eb11abd0e3b5f4d60446.jpg)
林道に戻る手前に右へ折れる丁字路に入る。そして予想通り
駐車場所にドンピシャリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/07/9591a302fb17e3eb68006790caa93cf8.jpg)
次は三角点605.5mのある小山。往路で確認しておいた
路傍に駐車して北の斜面を観察。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c9/2a1fae93fc72237606cf5209b35026d4.jpg)
段差を乗り越えて目の前の尾根らしきところに来ると
左右に突起があるが左に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/5a27e8b127626dda2d831cccf3b9ddeb.jpg)
そして藪の中に発見。四等 幕岩山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fe/bba17c53a1d49e1ec981d3369c4bb65d.jpg)
更に車で東に戻って戸谷山に向かう。路傍に日陰本庄の
道標。これは現在地を表示するものではなくここは
関東ふれあいの道群馬13 山菜の道の途中で秋間梅林
に近い西秋間の恵宝沢から風戸峠西の稜線般若沢を
通って高崎市の日陰本庄に至る7.4キロメートルの
遊歩道の終点方向を指している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2d/a0087e75d99d62700b815211bfafeb0d.jpg)
反対側には戸谷山の道標、ここから0.6kmとある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e3/5f90fc5704dfa9501fc7fc5ba5ae96d7.jpg)
暫く行くと遊歩道の東屋、「風戸峠の東屋」と
呼ばれているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/04/1ef2e27f82ff5efeac4844a819fdada1.jpg)
こんな道を三度の右折を繰り返して歩くが全体的に
登りなので結構きつい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d3/5a83301e01c02e48270db8cbcdd2bad8.jpg)
これが三つ目の曲がり角、未だ300mも残って居る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/be/ec77ec4ad2312ee13849ae8aed070bcd.jpg)
右の石垣に沿って頂上突起を巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/44/e3cc262917d170a47dd501ac2da79081.jpg)
漸くこの石段で頂上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3b/327e7b0af8a59b2de8f3884e95e92558.jpg)
だが山と云うより電波塔の基地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f1/035b93f15a7f3bc51de604f0c72141d4.jpg)
金網に隠れるように三角点。三等605m幕岩だがさっきのが
幕岩山なので紛らわしい。点名はもっと考えて付ければ
よいのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/64/04646b9140d7b5f5f4ec75800897dc44.jpg)
低山徘徊はこれで切り上げて南下して群馬フラワーパーク
の赤富士つつじの様子を偵察に行った。(別稿)
蛇足
碓氷川の支流・秋間川流域に九ヶ所の堡塁を構えた地域城の
ことを秋間地域城と呼ぶんだそうな。茶臼山はその中の
最奥の詰城。他に知っているのは新幹線安中駅近くの
内出城位であとは聞いたことがない。
現地の解説では
「鎌倉時代初めの建久四年(1193)、時の右大将源頼朝が
浅間三原野の狩のときに砦を築き、飽間太郎勝正を封じ城主と
する。累世居城し後胤、飽間三郎勝成は南北朝の初め新田義宗
に従い、笛吹峠にて足利尊氏と戦いに討死。末胤、
飽間三郎紀伊守勝俊に至って吉良治部太輔治家の居城・
内出城に移り茶臼山城は廃城となる。この間170余年なり。」
と云う事だが城塞研究の第一人者である山崎一氏はその著書
・群馬県古城塁史の研究下巻」のP-183で「築城形式からして
鎌倉初期のものではなく南北朝時代のものと判断している上に
頼朝の浅間三原野の狩の伝承も「曽我物語」の中の話で
実際に行われたかは怪しいものとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f2/fd8b3e2329014c5e532be614f879cab7.jpg)
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登山・キャンプランキング
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3a/83d5fbd7fa811f02ddde2b3fc5be3137.jpg)
頂上付近でストック一本落としたらしい。後日救出。
今日の目的は安中茶臼山とフラワーハイランドのツツジ偵察。
確かに山登りの自粛についての山岳四団体声明も人気山の
登山自粛要請も気になるがこの山は恐らく人に会う事もない
低山だし山小屋や関係者のお世話になるわけでもないので
コロナウィルス対策の圏外ーーーと決めつけ。
先日、何気なく見た2019-1のヤマレコに載っていた歩行軌跡を
拝見したら北側の林道森熊支線から南に向かっていた。
それも入口が二か所ありY字で合流している。
一山複数ルートが好きな爺イは今までの見逃し失態を
カバーすることにした。
大体、この山は横田氏の「私の登った群馬300山」は勿論のこと
安中山の会による「野山を歩く100コース」にも
「群馬の山歩き130選」にも記載されていないマイナーな山で
安中アルプスを巡るハイカーさんたちが序に登る様な山だ。
こんな山に爺イは南と東から数回づつ登っている。興味を
持つ切っ掛けは群馬移動通信の重鎮さんの未だ21世紀に入る
前の古い記録で小学生だったお子さんをつれて安中アルプスの
連山に標識を付けて歩いた記事があり、子連れで登れるなら
ハイキング初心者の爺イでも大丈夫と2005年頃に
「その標識の今は?」と題して後追いしたことが始まり。
因みに通称・安中アルプスとは天神山(318m)浅間山(352m)
御岳山(409m)石尊山(571m)御殿山(405m)戸谷山(605m)
茶臼山(596m)八幡峰(785m)。
R-406で西進して安中榛名駅手前四つ角を右折して石尊山前を
通過すると風戸峠手前でこの標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/85/9ca02f955a4beb84c94fbc9e778ce63f.jpg)
左折して少し下り標識に従って「森熊林道」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/88/5c70d2aea9ddd179caec84e9b16b64d8.jpg)
林道はこんな様子で両側の落葉の堆積と小枝の張り出しが
あるが舗装なので走り易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/7f/932930556fe14193cede353d05e557e2.jpg)
帰路による積りの戸谷山入口を確認して進み森熊支線の
表示の丁字路を直進。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/cf/aa874847ff30a0e1d594af55933a48f4.jpg)
やがてゲートがあったが幸いにも開いていたーー
いや、開いていたと云うより壊れていた。その手前に
南への作業道があるがこれが多分二本あるうちの東の
入口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0e/a13fb4dc093454309ce5baba637edd1c.jpg)
更に進んで二つ目の入口探し。道は奇麗だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1b/72114f15b56627ae0a1114d9efd067f4.jpg)
二つ目は切り返しの様に付けられたやや細めの作業道跡。
だか駐車スペースには既に先客が一台あって駄目。
そのまま狭い林道をバックで元のゲート前に戻って駐車。
支度を整え切り返しの作業道跡に戻って入り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d6/be2bbedec731db808d4695398f8cb5b4.jpg)
最初は荒れ気味だったが直ぐに落ち着いた道。
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何とも不思議なくらい真っ直ぐな平坦路。それもその筈で
さっきの入口の標高は約600mなので茶臼山山頂と同等。
この山は南から見れば峻峰だが北から見たら唯の突起だな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bb/fd4c07262a1c9aa9bff94202d21d818a.jpg)
やがて林道は消えて
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尾根歩き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/34/aaa5c2419341569360a3b4c4e3ea2efd.jpg)
藪の気配も始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5e/b046ca6a66a5828863367d8af98d06fc.jpg)
藪と言っても細い篠竹なので軽く手で払い除けられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/79/0ab977e8f9be497b889ed328388edb90.jpg)
偶にはツタが絡まり厄介な処もあるが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/83/97fb01acee4fc91a4fc044f10ae91e7e.jpg)
尾根をそのまま行くと堀切にぶつかるので左下の脇道に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/fca3796921e6c11c35caa437ec17a7a6.jpg)
左に土居跡の表示、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/85/a1d1ecc1ae1ea884f3071bc8fb920a6b.jpg)
右に堀切跡の標柱。そのまま堀切からの段差を這い上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/a7/61ea87a47fc573239381c1f77ecabef1.jpg)
最初で最後の登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cb/4d6def98d34a607d5481612627588118.jpg)
こんな藪を突破。漸く登山気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/93/b8b95987e519b98c176ba51277f0554e.jpg)
もう頂上は近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b0/ce14cfe695e18f69ffc2202bc95caf61.jpg)
頂点に石柱のある小突起を左に見て尚も登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f1/2342da0ad8c6e3f3a18217e4f7100779.jpg)
頂上標識の真北から到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b0/548582dadfb2ac75f850bac0688d805d.jpg)
本日の爺イ。標識は逆さまにぶら下がっていたので
一寸手直し。すかいさんの作品を含めて他の標識は
見当たらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/cf/7ed2cebd246363cf9fab1d40d35644fa.jpg)
帰路に改めて眺めると結構荒れた個所があったんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/18/af028b65c0c2eb11abd0e3b5f4d60446.jpg)
林道に戻る手前に右へ折れる丁字路に入る。そして予想通り
駐車場所にドンピシャリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/07/9591a302fb17e3eb68006790caa93cf8.jpg)
次は三角点605.5mのある小山。往路で確認しておいた
路傍に駐車して北の斜面を観察。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c9/2a1fae93fc72237606cf5209b35026d4.jpg)
段差を乗り越えて目の前の尾根らしきところに来ると
左右に突起があるが左に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/5a27e8b127626dda2d831cccf3b9ddeb.jpg)
そして藪の中に発見。四等 幕岩山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fe/bba17c53a1d49e1ec981d3369c4bb65d.jpg)
更に車で東に戻って戸谷山に向かう。路傍に日陰本庄の
道標。これは現在地を表示するものではなくここは
関東ふれあいの道群馬13 山菜の道の途中で秋間梅林
に近い西秋間の恵宝沢から風戸峠西の稜線般若沢を
通って高崎市の日陰本庄に至る7.4キロメートルの
遊歩道の終点方向を指している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2d/a0087e75d99d62700b815211bfafeb0d.jpg)
反対側には戸谷山の道標、ここから0.6kmとある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e3/5f90fc5704dfa9501fc7fc5ba5ae96d7.jpg)
暫く行くと遊歩道の東屋、「風戸峠の東屋」と
呼ばれているらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/04/1ef2e27f82ff5efeac4844a819fdada1.jpg)
こんな道を三度の右折を繰り返して歩くが全体的に
登りなので結構きつい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d3/5a83301e01c02e48270db8cbcdd2bad8.jpg)
これが三つ目の曲がり角、未だ300mも残って居る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/be/ec77ec4ad2312ee13849ae8aed070bcd.jpg)
右の石垣に沿って頂上突起を巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/44/e3cc262917d170a47dd501ac2da79081.jpg)
漸くこの石段で頂上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/3b/327e7b0af8a59b2de8f3884e95e92558.jpg)
だが山と云うより電波塔の基地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f1/035b93f15a7f3bc51de604f0c72141d4.jpg)
金網に隠れるように三角点。三等605m幕岩だがさっきのが
幕岩山なので紛らわしい。点名はもっと考えて付ければ
よいのに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/64/04646b9140d7b5f5f4ec75800897dc44.jpg)
低山徘徊はこれで切り上げて南下して群馬フラワーパーク
の赤富士つつじの様子を偵察に行った。(別稿)
蛇足
碓氷川の支流・秋間川流域に九ヶ所の堡塁を構えた地域城の
ことを秋間地域城と呼ぶんだそうな。茶臼山はその中の
最奥の詰城。他に知っているのは新幹線安中駅近くの
内出城位であとは聞いたことがない。
現地の解説では
「鎌倉時代初めの建久四年(1193)、時の右大将源頼朝が
浅間三原野の狩のときに砦を築き、飽間太郎勝正を封じ城主と
する。累世居城し後胤、飽間三郎勝成は南北朝の初め新田義宗
に従い、笛吹峠にて足利尊氏と戦いに討死。末胤、
飽間三郎紀伊守勝俊に至って吉良治部太輔治家の居城・
内出城に移り茶臼山城は廃城となる。この間170余年なり。」
と云う事だが城塞研究の第一人者である山崎一氏はその著書
・群馬県古城塁史の研究下巻」のP-183で「築城形式からして
鎌倉初期のものではなく南北朝時代のものと判断している上に
頼朝の浅間三原野の狩の伝承も「曽我物語」の中の話で
実際に行われたかは怪しいものとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/f2/fd8b3e2329014c5e532be614f879cab7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3a/83d5fbd7fa811f02ddde2b3fc5be3137.jpg)
頂上付近でストック一本落としたらしい。後日救出。
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