生理学実習発表会を行いました。実習なのでほぼこのようなデータになるという数値は存在するが、様々な条件によって生理データというのは異なってくるので、必ずしも教科書通りにはならない。そこで、なぜ教科書とは違うのか?あるいは教科書のデータから外れる集団などはあるのか、といった切り口で考えると、非常に面白くなります。本来、ヒトは一人一人異なるので、同じデータが得られることの方が稀です。でも学生は、同じが当たり前であるという視点でデータを見るので、多少(この多少がどの程度かが問題ですが)違っていても同じと見なしたり、違っていた場合でも測定ミスなどにしてしまいがちです。本当に同じなのだろうか、同じとはどういうことだろうか、身長や体重、年齢(月齢や日齢)、性別、これまでの生活環境、運動歴、食事、睡眠時間など様々な要素が生理機能に影響を及ぼすことはないのだろうか。などなど、いろいろと考察すべきことはたくさんあります。
毎年、どのような発表が行われるか楽しみにしています。
最近、学生の発表を聞いていて気になることがあります。それは、漢字の読み間違いです。もちろん医学用語は難しい漢字が多いのでなかなか読めないものが多いのですが、それでも発表するならばしっかりとルビを振ってくるなり準備するものではないでしょうか。でも最近は、間違ったままそのまま読み飛ばしてしまいます。医学用語以外の一般的な漢字も同様です。漢字が読めないということは、意味も分かっていないということかもしれません。だとすると...。
毎年、どのような発表が行われるか楽しみにしています。
最近、学生の発表を聞いていて気になることがあります。それは、漢字の読み間違いです。もちろん医学用語は難しい漢字が多いのでなかなか読めないものが多いのですが、それでも発表するならばしっかりとルビを振ってくるなり準備するものではないでしょうか。でも最近は、間違ったままそのまま読み飛ばしてしまいます。医学用語以外の一般的な漢字も同様です。漢字が読めないということは、意味も分かっていないということかもしれません。だとすると...。