物価が安くなる。消費者としてはありがたいです。でも生産者は?大変だと思います。価格は下げたくない。でも下げないと売れない。価格を下げることによって、利益が減る。利益が減るので、経費を削減する。でも生産性として削減できるものがなくなると、人件費を削る。給料が下がるので、消費意欲が減退する。価格がまた下がる。こうしたデフレ状態にある日本。政府も認めています。高らかに宣言しました。副総理が。でも宣言した割には、対策がないです。逆に、あんな宣言がなければ、ひょっとしたら?という気持ちもあります。デフレ宣言するなら、対策をお願いしたい!宣言してから、これといいた対策は1つもありません。これって、政治の無策の責任になるのでしょうか??個人・家庭の財布だけ潤うことはないと思いますが、現在の政策は??本当に大丈夫なのでしょうか。国民一人一人、マスコミも政治家もしっかりと考えてほしいものです。バブル崩壊後の暗黒の10年の時には、社会にバブルで得た余力があったと思います。でも、現在は・・・・。不安ですね。
政権交代。そうです。チェンジ。日本でも米国でもこの言葉がキャッチフレーズになりました。日本の総選挙では、とにかく民主党に政権をという世論が形成され、そして民主党政権になりました。まだ100日ちょっとですですが、政治に試運転はありません。何とかしてほしい。「何とかしてほしい」=「政権交代」が国民の声でした。ですので、何とかしてほしいのです。年明けから政策実現に向けての国会などが始ります。その後、本当にチェンジとなるのでしょうか。チェンジの本家、米国では政策に行き詰まっているようです。そう簡単に政策は実現できないのですね。理想と現実。理想的な社会とはなんでしょうか。有史以来、人間は理想を求めて様々な試行錯誤を繰り返してきました。その結果が現代社会です。壮大な社会実験であった共産主義は破綻?し、資本主義社会がほぼ大勢を占めています。つまり、公平な富の分配などあり得ないということなのでしょうか。現在の中東問題なども富の偏りが原因ともいわれますが、何が平等で、何が不平等なのか、非常に難しい問題だと思います。安易に富の分配をすれば、生産性は失われるし、逆にコントロールを失えば貧富の差は拡大していきます。努力すれば報われる、これが資本主義の大きな原則の1つと考えていますが、やはりそうあってほしいです。誰でも皆一緒。やっても努力しても、横並び。そんなつまらない社会にはしてほしくないと思います。ではどうやってコントロールするか。現実的な対策を人類が見出すには、まだまだ長い年月がかかるのではないでしょうか。では、日本が目指す社会は、そしてその目指す社会に向けて今すべきこと何なのか、政権には一刻も早く提示してもらいたいです。何も提示されないと評価できないのです。これまでは、ほとんどこれという意思表示はありません。これでは評価できません。きっと、怖いのだと思います。民意で作られた政権は、民意でつぶされます。これを繰り返しています。とにかく何とかしてほしい。なんか結局同じじゃないかとならないことを願っています。
筋肉痛。誰もが一度は経験があると思います。特に運動誘発性筋肉痛は、あまりにも一般的すぎて、かつ数日後に症状が治まり、後遺症もないので、研究が進んでいません。全く行われていないわけではありませんが、よくわからないのです。そもそも痛みとは感覚で、感じているところは頭の体性感覚野と呼ばれる領域、でもその原因は骨格筋です。ですので、実際の痛みの程度は必ずしも炎症の程度を反映しているとはいえません。また、筋肉細胞そのものに痛覚センサーは存在しません。痛覚があるのは筋細胞を取り囲んでいる漿膜という膜です。これは組織単位で存在するものです。ですので、心臓、上腕二頭筋、大腿四頭筋などという単位で膜が存在します。筋細胞が炎症を起こし痛み物質を放出するとそれが漿膜に存在する痛覚センサーを刺激して痛みを覚えるということになります。ところで、この筋肉痛、不思議なことに筋肉を動かした時に痛みを感じます。動かさないと痛みを感じないのです。普通に考えると、痛み物質は炎症反応により産生放出されるはずです。したがって、骨格筋以外の臓器、たとえば心臓や胃では炎症が治まるまで痛みは継続します。したがって、骨格筋での炎症も、炎症が治まるまでは常時痛みを発し、筋収縮とは直接関係ないのではないかと普通は考えられます。しかし、予想とは反して、動かした時に痛むのです。と、考えると筋肉痛は他の組織の炎症とは異なる現象であるのではないかと考えることができます。骨格筋の機能を考えると、炎症が起きら常に痛みを感じているというのでは問題がある?つまり移動できなくなるからかもしれません。運動誘発性の筋肉痛だけでなく、肉離れや筋断裂でも同じような症状になります。もちろん病的な筋肉痛というものもあります。運動をしたわけではないのに筋肉痛を覚える場には病院で受診し、検査を受けてください。単なる運動誘発性の筋肉痛とは異なりますので。
経済成長戦略が発表されました。2020年までにGDPを150兆円上昇させ、650兆円にするという。ちょっと無謀な目標?ではないでしょうか。現在500兆。それを30%増大させる。よほどの革命的な技術革新がない限り、難しい数値という印象を持ちます。環境と介護・健康分野に関する具体例が示されています。介護・健康分野では「介護ロボット」が重点領域に挙げられています。介護ロボットでGDPが引き上げられるのでしょうか。介護ロボットの分、人件費が減ってしまうというのは考慮されているのでしょうか。介護関係の人材を活用するプランを現政権はうたっていたような気がします。そのこととこの介護ロボットでGDPを押し上げることと政策上は矛盾しないのでしょうか。介護ロボットが産業として定着し、利益を生むようになれば、介護分野の人材は少なくて済みます。いや、少なくしないと介護分野が経済的に破綻してしまうでしょう。ですので、必ず人員は削減の方向へ向かうでしょう。すると、こうした人員、とくに政権が代わってから積極的に職業訓練をと力を入れている分野の人材は仕事を失ってしまうのでは?と疑問を感じます。コンクリートから人へという政権キャッチフレーズと矛盾するような気もします。人を上手く使った介護分野の充実とロボット技術の融合を考えるべきと思いますが、だとするとGDPを大きく押し上げるような効果、とくにあと8年程度でそのような効果をもたらすことが可能なのでしょうか。私はロボットの専門家ではないので的を得ていないかもしれませんが、やはり予防介護事業に力を入れた方が、いや力を注ぐべきと考えます。介護予防事業にかかわる人材養成と技術開発が有効であると思います。その方が前向きですし・・・・。こう考えるのは私だけでしょうか。
最近、地震が多いです。今日も北海道でマグニチュード5程度の地震があったようです。以前にも多くなったことがありましたが、その時は発生地点がある程度限局していたような気がします。ですが、今回は東海地方から北海道まで、広範に発生しているようです。何となく気持ちが悪いですね。と皆さん感じているようで、年末年始の観光地が影響を受けているというニュースも耳にします。地震の予知については様々な研究が行われているのですが、なかなか精度の高い予知ができていないようです。地球の中のことですので、そう簡単にはいかないこともよく理解しています。日本列島周囲が活性化状態に入ったともいえないのでしょうか。専門家の見解を聞いてみたいです。エネルギーが小出しに抜けていくのは、いい状況なのではと勝手に考えてしまうのですが...。あまり、素人考えを公開しない方がよいと思うのでこの辺で。とにかく、被害がなく収まることを願っています。
昨日、女子フィギュアスケートのフリー演技がありました。その結果、女子もバンクーバーオリンピックの代表選手が決まりました。真央選手はよかったですね。念願のオリンピックに出場できて。前回のトリノオリンピックの際には出場できるのかどうかでひと騒動ありましたが、今度は文句なしです。前回は出場して入れば、ひょっとした金メダルだったのではないかと考えています。もちろん、金メダルをとった荒川選手の演技も素晴らしかったので、なんとも言えませんが、日本人が金・銀独占という状態が見られたのではないかと勝手に想像しています。さて、来年バンクーバーは?他の競技は、注目されていません。フリースタイルとスピードスケート、ジャンプ。少しは報道されていますが、扱いが小さいですね。前回のトリノのときはかなり盛り上がりましたが・・・・。これから盛り上がってくるのでしょうか。それと社会情勢がそれどころではないのでしょうか。是非、1つぐらいは金メダルを取ってほしいものです。簡単に金メダルと私を含めて周りの人が勝手に期待をかけてしまいます。選手にしてみれば勘弁してくださいという感じだと思います。私も大昔アスリートの駆け出しだのでほんのちょっとわかるような気がします。別に国のためにスポーツをやっているのではないと思います。自分のため、自己実現のために一生懸命練習し、本番で最高のパフォーマンスを求めているのだと思います。その結果として、国のためになるということはあっても。静かに今後を見守りたいと思います。研究でも同じですね。まずは自分でしょうか。でも研究のためのお金は天から降ってくるものではないので、やはり世の中に還元できる研究を求めて自分を信じてひたすら研究する必要があるのだと思います。教育も研究も社会貢献も学内行政も、全部やなねばならない。義務ですが、義務だと思ってしまうと苦痛でたまりませんので、積極的な気持ちで。目標を持って。頑張ろう。