健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

もうすぐ始まります。事業仕分け第2弾!

2010-04-18 08:01:43 | 研究
事業仕分け第2弾が始まります。連日のように報道されていますが、今回は独立行政法人が対象だそうです。その中には大学入試センターなども含まれているそうです。センター試験を仕分けの対象として考えているようで、試験を民間へということのようです。そこで思うのですが、センター試験を国が行うのか民間が行うのかについてはの議論がこうした事業仕分けの対象として適切なのでしょうか?センター試験は国策?いずれにしても多くの受験生や大学関係者、高等学校の先生と生徒など、影響が非常に大きく、日本の教育に大きな影響を与えることは間違いありません。そうしたことを数人で短時間で判定を下すというシステムがなじむとは思えません。議論する場が違うのではないでしょうか。また、文部科学省の科学研究費補助金も対象だと言います。今年度の科学研究費補助金の採否通知は、本学に4月3日に届きました。さて、この科学研究費補助金についてはすでにいくつかの補助金が廃止になています。さらに、事業を絞るのでしょうか?現政権はどうも科学研究について厳しいようです。でも、資源がない我が国において、優秀な人材と知識は貴重な財産であり、世界的な競争の中で戦っていける分野であると思います。しかし、それすら失おうとする政策だと思います。無駄を削ることには賛成です。でも、その無駄か無駄でないのかを判断するのには慎重でなければならないと思います。もっと、明らかな無駄があると思います。それを止めるところから始めればよいと思うのですが・・・・。昨日の「桜を見る会」。これは必要だったのでしょうか?枝野行政刷新担当大臣はまさか出席していないと思っていましたが、しっかり写真に写っていたような気がします?この会は仕分けの対象ではないというのでしょうか。担当大臣の考え1つで仕分けの対象が決まるということなのでしょうか。まだ始まっていませんが、少なくとも仕分け対象となる基準すらよく分かりません。こんなことでは・・・・・。新たな知の集積を行っていかなければならない大学はこのままだと高等学校の延長となり、存在意義がなくなってしまうのではないでしょうか?
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