健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

554人分の子ども手当申請

2010-04-25 07:29:27 | 日記
554人もの子ども手当申請があったということが報道されています。その子供とは養子縁組によるものらしく、子どもたちは海外に在住しているというものです。ただ、面会を証明するパスポートなど必要な書類は提出をしたという。受付自治体はその場で厚生労働省に問い合わせをして、社会通念上子どもが554人というのは受け入れられないという理由で却下されたそうです。ごもっともな理由だと思います。でも、法律には明記されていないので、裁判で争うことになればひょっとしたら・・・・。554人分の子ども手当は2010年度で年額約8600万円、2011年度以降は17200万円と算出できます。こうした事態が起こるのではないかということは予想されていました。国会ではほんの少ししか議論されておらず、こうした議論もほんの少しだったようです。というのも、子ども手当の前の制度は児童手当で、基本的に対象者はこの児童手当に則っているからだというのが政府与党の主張だったのです。でも、所得制限が児童手当ににはありましたが、子ども手当にはありませんね。
さて、今回の申請が明るみに出て、さらなる疑問が生じます。つまり、何人なら社会つ畝上認められるのかということです。10人、20人ぐらいは認められるということでしょうか。こうした養子縁組による子供で、海外在住の子どもに対して、子ども手当を支給したらどうなるのでしょうか。子ども手当の趣旨との整合性は・・・・・。やはり、この子ども手当。財源問題はもちろん、制度的にも大きな問題があるということでしょう。まずは、中止して、もう一度議論すべきかと考えます。そうでないと、ただでさえ少ない税収が、どんどん海外へ流出してしまいます。しかも際限なく・・・・・。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする