健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

スペーシャトルディスカバリー帰還

2010-04-21 08:07:13 | 研究
日本人宇宙飛行士の山崎直子さんを乗せたスペースシャトルディカバリーが、無事にフロリダ州のケネディースペースセンターに帰還しました。このスペースシャトルですが、打ち上げは今回帰還したケネディースペースセンターです。ところが、着陸は条件によりいくつかの候補地があります。今回着陸したのは第一候補であり打ち上げ地点でもあるるケネディスペースセンターです。しかし、条件が悪い場合には第二候補としてカリフォルニア州ドライデンにあるエドワーズ空軍基地で、さらに第三候補もあります(残念ですが、思い出せません)。なぜ、このようにいくつかの候補地があるのかということですが、もちろん理由があります。それは、スペースシャトルは着陸のやり直しが普通の旅客機などのようにできないからです。大空を飛行して着陸するように見えるスペースシャトルですが、実は飛行に利用できるような強力な推進装置を持たないのです。ですので、ちょっと思わしくないので、着陸をもう一度やり直しするということができないのです。つまり、スペースシャトルの帰還とは、まさに宇宙から落ちてくるということになるのです。姿勢を制御しながらグライダーのように空中を滑空しているということになります。また、スペースシャトルの着陸の数分前に衝撃音が聞こえます。これは大気圏?に突入した時に発生する衝撃波によるものだと思います。ですので、着陸サイトではその音が聞こえたらあと何秒で着陸することがわかります。もちろん、着陸までの時間を示す大きなカウトダウンタイマーが設置されているので、それを見ていれば分かりますが・・・・・。スペースシャトルの着陸は、一秒の狂いもなく行われます。これは科学のすごさを実感します。完全に計算されつくされているということです。とにかく無事の帰還。良かったです。で、これから日本の宇宙開発をどうするか。しっかり考えてほしいと思います。
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