今年のノーベル医学生理学賞は体外受精技術の開発者である英国ケンブリッジ大学のロバート・G・エドワーズ名誉教授に決定しました。カップルの10%以上は何らかの理由で、赤ちゃんができない不妊に苦しんでいると言います。エドワーズ博士は不妊の夫婦の精子と卵子を用い、試験管内で受精させることに成功し、その受精卵を妻の子宮に戻し、1978年7月25日、世界初の体外受精児となるルイーズ・ブラウンさん(32)が誕生しました(YOMIURI ONLINE)。これまでに、体外受精によって世界で約400万人の子供が生まれているそうです。この体外受精技術は、生殖医療を根本から変えたこととなり、このことが高く評価されたそうです。山中先生、残念でした。随分と有力候補ではないかというような情報が流れていましたが・・・・・。でも、いずれ受賞するものと思います。というのも、iPS細胞の周辺技術がかなり数多く開発され、臨床応用に確実に近付いているからです。もちろん、受賞には臨床応用が必要だと思います。
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