健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ベンゼン環の結合

2010-10-08 06:30:08 | 日記
ノーベル化学賞。日本人の研究者が受賞しました。受賞者は米国デラウェア大学のリチャード・ヘック名誉教授、米国パデュー大学の根岸英一・特別教授、北海道大学の鈴木章名誉教授の3人(YOMIURI ONLINE)。日本人の化学賞受賞は、2008年の米国ボストン大学の下村脩・名誉教授以来の2年ぶりです。授賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」。この技術により高度な化学物質の合成が可能となり、製薬、電子産業に広く応用されているということです。いろいろ調べてみるとこの技術では、ベンゼン環同士の結合を意図したように正確にできるというものらしいです。そこで、ベンゼン環の結合を説明したニュース番組があったようですが・・・・・。その時、誤った図を出して、鈴木先生にあきれられていたそうです。ニュース番組というよりはニュースショーなので、多少は愛嬌でしょうか。でも、それなら普段のコメントも・・・・・。勉強不足なのでしょう。やはり、人前で話をする場合には、しっかりと準備をしてほしいです。でないと、聞いている人は全て正しいと思いますね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする