健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

真実と虚偽・・・・・政府の情報統制の失敗!?

2011-04-05 08:07:25 | 日記
昨日、東京電力は福島第一原子力発電所の事故に関して、低放射能汚染水を海へ放出すると発表しました。理由は、現在海へ直接流れていると思われる高放射能汚染水をためる場所を確保するためだというのです。つまり、正常運転で出たと思われる低放射能汚染水を貯蔵しておくタンクを空にしたいということでしょう。これまでは、汚染水などの環境中への流出を必死に止めることを目標に活動していたのですが、昨日の時点で多少の放出はやむを得ないと判断したということになります。それでも政府は安全だと言います。安全とは何か、戦後60年以上安全な平和な日本に暮らしてきた日本人として、今一度考え直す時かもしれません。それにしても、情報がなかなか出てこないのはどうしてでしょうか。現場では必死な作業が行われているはずです。でも、その進捗状況?がぽつりぽつりとしか出てきません。国民は全てを知らされていません。放射線物質の拡散のシュミレーション結果も政府が隠していた?ということが昨日報道されました。海外のメディアではこのシュミレーション結果は報道されていましたので、知らなかったのは被爆の危険にさらされている日本人だけというなんとも言い難い事実。我々は、真実と虚偽の判断すらできなくなっているのかもしれません。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする