健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

放射性物質の飛散予測データ

2011-04-27 08:14:37 | 日記
政府は、ようやく福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の拡散予測データを公表しました。すでに、事故から1ヶ月半も経過しており、爆発的な放射能漏れは生じておらず、安定した状態である今の時期に。このデータを見れば、避難しなければならない地域がはっきりするではありませんか。逆に、現在強制的に避難させられている地区でも、立ち入り可能な地区があることも分かります。でも、政府は原子力発電所から同心円えの避難地区の設定にこだわっており、変更もなさそうです。もちろん、今後原子力発電所で突発的な事態が発生する可能性もあるので、ある程度の距離を同心円で確保することや、いつでも避難できるような態勢を整える等の処置が必要と思います。現在のような同心円での避難指示では、元の場所へいつ戻れるか、その判断も非常に難しくなるような気がします。それにしても、餓死あるいは強制的に安楽死させられる家畜や馬などの動物はかわいそうですね。
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