健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

女王蜂の秘密「ロイヤラクチン」

2011-04-28 07:28:00 | 日記
女王蜂は他のハチに比べると体が大きく、産卵能力にも優れています。この女王蜂はローヤルゼリーという働き蜂が分泌する物質を餌として育てられる。働き蜂の餌は、花粉と密だそうです。そして、女王蜂と働き蜂の遺伝子は同じだそうです。でも、体の大きさや産卵能力が全然違うのです。これは、ローヤルゼリーに秘密があることは容易に想像できます。このローヤルゼリーを40℃で30日間保存すると、働き蜂にしか育たないそうです。そこで、新鮮なローヤルゼリーとの成分組成の違いを調べた結果、「ロイヤラクチン」というタンパク質があるかないかの違いがあることが分かったそうです。このロイヤラクチンを幼虫に与えると体の大きさは1.5倍に、卵巣が発達して、女王蜂の特徴が得られたそうです。また、ショウジョウバエに与えると体が2倍に成長したそうです(ASAHI.COM)。すると・・・・・。遺伝子だけでなく環境によって生物は大きく変化するそうです。
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