健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

政治の停滞

2011-04-19 08:07:19 | 日記
東京電力が17日に福島第一原子力発電所の事故対応についての今後のスキームを発表しました。長期化することは予想されていましたが、やはりかなりの期間を要することがはっきりしました。この事故処理のスキームは、政府・対策本部と共同で作成したものだそうです。政府に相談なしに東京電力が勝手に立案・作成し、発表するとは思えませんが、政府もスキーム立案に積極的に関与していることは、発表されていませんでした。もちろん、このスキームは順調に物事が推移した場合のもので、ひょっとするとさらに長期化する可能性はあります。でも、こうした長期間の処理を有する事態になっていたにもかかわらず、未だに汚染地域に住民が生活していることが不思議です。危険だから避難し、事故処理が済んだ後に元の生活の地に戻れるかその時点で判断するというのです。ですので、避難生活はいつまで続くか判断できないと。なんか矛盾しているような気がします。それでも、政府は苦渋の決断であるが現時点で最良の策と言う。現時点ではそうかもしれませんが、1ヶ月いや半月、あるいは1週間前でこうした判断が必要だったのではと・・・・・。とにかく、一刻も早く事態が収束し、汚染された地域が全て元の生活が営めるようになることを願うばかりです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする