健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

レベル7の衝撃

2011-04-13 08:09:08 | 日記
福島第一原子力発電所の事故に関して、経済産業省の原子力安全・保安院が、内閣府の原子力安全委員会の見解などを踏まえ、国際評価尺度(INES)を「深刻な事故」とされる「レベル7」に引き上げました。このレベル7は最悪の事態と言うレベルで、過去にはチェルノブイリ発電所の事故しかありません。レベル6もなく、レベル5は米国のスリーマイル島での事故。当初はこのレベル5相当と評価していましたが、それを一気に2段階上げたということになります。どう考えてもレベル5ではなく、それ以上であると諸外国や一部の専門家では意見がありましたが、日本国政府は一貫してレベル5相当であると主張。そして今回レベル7に引き上げました。そして、当初から予想されていた、あるいはチェルノブイリに比べれば10%程度の大きさの事故であると未だに事故の深刻さを低く見せようとしています。こうした主張は奇異に映りますね。国際的な基準が通用する国だと思っていたのですが・・・・・。
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