健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

3.8マイクロシーベルト/時間までは安心?

2011-04-20 08:08:22 | 日記
文部科学省は、福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故に関連して、児童生徒の校庭や屋外での活動について、校庭の放射線量の平均値が3.8マイクロシーベルト/時間以上の場合は1日当たり1時間以内とし、砂場などの利用を避けることと基準を発表しました。これは、児童生徒が屋外で活動する時間が1日当たり8時間と見積り、かつ年間の放射線許容量を国際基準の最大値である20ミリシーベルトとする基準から算出したものだそうです。確かに、屋外でしか放射線量を浴びなければ20ミリシーベルト以内に収まると思います。しかし、学校の校庭で高い放射線量が検出されるということは、その通学エリアである地域も同様の放射線量があると考えるべきではと思いますが・・・・・。また、屋内では放射線量は少ないという考えのようですが、本当に低くなっているかということを確認すべきでは?確認していればそれも発表して欲しいと思います。そして、大人と子供の放射線に対する感受性の違いや余命を考えた場合の影響などなど・・・・・。子どもは将来の日本いや世界を担う宝です。最悪のケースを考えた対応をお願いしたいと思います。
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