健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ポリオ不活性化ワクチン

2012-09-03 08:30:53 | 研究
子どもが受けるポリオの予防接種が、毒性をなくした「不活化ワクチン」に切り替わり、各地の診療所などで新しいワクチンの接種が始まりました(NHK NWESWB)。ポリオの予防接種は、これまでウイルスの毒性を弱めた生ワクチンを使って行われてきましたが、ごくまれに手や足にまひ症状が出ることから、毒性をなくした不活化ワクチンに一斉に切り替えられました。接種の対象は、これまでと同じ生後3か月から7歳半までですが、従来の2回口に含ませる方法から4回の注射に変わります。不活化ワクチンの価格は4回分で2万円余りと、これまでの生ワクチンのおよそ40倍に当たりますが、法律で定める定期接種のため、原則として無料で受けられます。
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