健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

被爆マウスの延命に成功

2012-09-05 08:30:13 | 研究
細胞の増殖を促す新しい物質を投与して、大量の放射線を浴びたマウスの延命に成功したと発表がありました(MSN産経ニュース)。がんの放射線治療後の副作用を治すために米国で使われている薬に注目し、この薬の成分に似た構造をもつ別の2種類の物質の遺伝子を使い、体内のあらゆる細胞で安定的に働く新たな物質をつくったそうです。そして、マウス8匹のグループに致死量の8シーベルトに相当する放射線を浴びせると13日後に全てが死んだそうですが、あらかじめこの物質30マイクログラムを注射したマウスは、全て死ぬまで19日かかったというものです。
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