健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

8万円で・・・・・

2012-09-22 08:30:25 | 研究
個人のゲノム(全遺伝情報)の医療利用が現実味を帯びてくる解読費用の水準とされた「1人分千ドル(約8万円)」をほぼ実現する機器が近く登場するそうです(MSN産経ニュース)。人間のゲノム解読が完了した翌年の2004年、米国立衛生研究所(NIH)は1人分の読み取り費用を1千万ドル以上から千ドル以下にするとの目標を設定していたそうです。安価になれば、個人の体質に合った病気の予防法や治療法の開発、利用に弾みがつきそうだということですが、どの程度人が受けるかは未知数ですね。新型の読み取り機と約100億塩基の読み取りに対応したチップが今月下旬に発売されるそうです。ただ精度を高めるには数十回分の読み取りが必要で、1人分のゲノムを高精度に解読するには、来年3月に販売を予定している約600億塩基用のチップが必要となるとも。確かに安いかもしれませんが、ちょっと怖い?
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