健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

遺伝的睡眠障害

2013-04-12 08:30:46 | 研究
遺伝的な睡眠障害の一つが、脳内にある「時計細胞」のリズムの乱れによって生じることが明らかになったそうです(どうしんウェヴ)。時計細胞は脳内で24時間周期のリズムを刻み、体内時計の中心的な役割を果たしています。実験では、ある遺伝子の欠損により睡眠と覚醒を不規則に繰り返すマウスと、正常なマウスの時計細胞のリズムを比較したそうです。その結果、正常なマウスは複数の時計細胞が同調して24時間周期のリズムを刻んでいたが、睡眠障害のあるマウスは細胞によって周期がばらばらだったというのです。
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