健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

認知症のリスク

2016-07-19 08:30:03 | 研究
糖尿病や心臓病の持病があったり、握力が弱かったりする人は、認知症を発症するリスクが高い、との調査結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では、愛知、秋田、石川の3県で、計約3300人を3~16年追跡した四つの研究をもとに、認知症のリスク要因を分析。その結果、脳卒中の経験がある人は、ない人に比べ、認知症のリスクが2・6倍高かったそうです。糖尿病、心臓病の持病がある人は、それぞれリスクが1・7倍、1・5倍。体力や筋力の目安の握力が26キロ未満の男性、18キロ未満の女性も2・1倍だったとも。学校教育の年数が9年以下の人のリスクは、9年を超える人の2倍だったそうです。また、うつ傾向がある人のリスクは、ない人の1・6倍。難聴の人は1・4倍だったそうです。
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