健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

今度は脳波を利用したリハビリ

2017-02-02 08:30:35 | 研究
脳卒中患者の意思を脳波の変化から読み取って、まひした手の指を機械で動かし、神経回路の回復を図るリハビリ機器の製品化に向けた臨床試験(治験)が始まるそうです(YOMIURI ONLINE)。重い脳卒中では、脳からの神経回路が損傷し、体のまひが起きます。国内の脳卒中患者は約120万人。うち約2割は発症から90日以上経過しても手の指を動かせない重度のまひを持ち、これまで有効な治療法はありませんでした。手の指を伸ばそうと考えた時の脳波の変化を解析。頭に着けたセンサーがこの変化を検出すると、機械が指を伸ばし、同時に腕に電気刺激を加える機器を開発。脳波と連動した動作や電気刺激を繰り返すことで、神経回路の修復が促されるというものだそうです。3年後の発売を目指すそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170123-OYT1T50052.html?from=ytop_main1
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