健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

肺炎診断用「スマートジャケット」

2017-02-03 08:30:50 | 研究
世界の疾患による死亡原因の中で最も子どもの死亡数が多い肺炎を医師よりも素早くを診断する「スマートジャケット」(AFPBB NEWS)。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)によれば、ウガンダでは5歳未満の子どものうち多い年で2万4000人が肺炎で亡くなっているそうですが、マラリアと誤診される例が多いそうです。検査室の不足や貧しい地域のインフラの不備などが原因で、診断は単純な診察に頼らざるを得ないことが多いそうです。この「スマートジャケット」の使用方法は簡単で、医師や看護師が診断を受ける子どもにジャケットを着せるだけ。センサーが呼吸音や体温、呼吸数などを計測。処理された情報が(ブルートゥースを通じて)携帯電話のアプリに送信されると、アプリが既存データと比較して肺炎の確率を推定するそうです。まだ試作品段階だそうですが、医師よりも3倍速く肺炎の診断ができ、人的ミスも減ると期待されるそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3115082
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