iPS細胞(人工多能性幹細胞)によるパーキンソン病の再生医療計画を進めている京都大iPS細胞研究所、他人のiPS細胞を使い2018年度中の臨床試験(治験)開始を目指すと発表(YOMIURI ONLINE)。京大は当初、患者本人のiPS細胞を利用し、15年度から計画を実施する予定だったが、方針変更で約3年遅れ。パーキンソン病は、徐々に体が動かなくなる病気で、脳内の神経伝達物質を作る細胞が失われることが原因。国内の患者数は約16万人と推定。治験は、京大が備蓄する健康な人から作ったiPS細胞を使って神経細胞を大量に作製し、患者の脳内に移植。患者本人のiPS細胞より低コストで手術開始までの期間も短縮できるそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170204-OYT1T50030.html
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