致死性の皮膚がんと良性の病変を、一流の皮膚科専門医に匹敵する正確さで識別できる画像スキャンソフトが開発されたとする論文がNatureに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。米グーグル(Google)のアルゴリズムを適用して開発されたソフトウエアを用いて、皮膚疾患の画像13万枚近くをデータベース化。ソフトウエアは、ネコとイヌを見分けるといった具合に、物体の画像に基づくカテゴリーを識別するそうです。有効に機能させるために、良性病変と上皮性悪性腫瘍を区別できるようにする必要があると考えられたためだそうです。「ディープ・ラーニング(深層学習)」と呼ばれる一種の人工知能(AI)と画像処理を組み合わせるために、アルゴリズムを「訓練」。その結果、診断結果は最初から、驚くほど正確だったというのです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3115504
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