心拍数などを計測できるITウェアを使い、リハビリに応用するための実証実験が始ったそうです(YOMIURI ONLINE)。患者の運動効果をスマートフォンなどの画面で見えるようにすることで、効果的なリハビリにつなげる狙いで、3年後の実用化を目指すそうです。この着るITウェアは、2014年に東レとNTTが開発した「hitoe(ヒトエ)」という電気を通しやすい素材でできているそうです。繊維の直径は一般繊維の約20分の1と細かく、皮膚にふれやすくなることで、心拍をより正確に計測できるそうです。さらに、ウェアの胸にNTTドコモの重さ24グラムの端末(縦7センチ、横3・7センチ)を付けることで、患者の姿勢や歩数を測定し、スマホなどでデータを表示して治療に役立てることができるというもの。ヒトエは、これまで暑さ対策が必要な工場やスポーツ用に使われているそうですが、医療のリハビリ分野での実証実験は初めてだそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170211-OYT1T50022.html?from=ytop_ylist
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