遺伝子を自在に改変できるゲノム編集の技術を利用し、がんや肝炎の治療にも使われる高価な薬の成分を含む卵をニワトリに産ませることに成功したとの報道がありました(YOMIURI ONLINE)。薬を安価に作る新手法で、共同研究する企業が来年中にも、まず研究用試薬として従来の半額程度の値段で販売する予定だそうです。将来は、薬を現在の1割以下の価格に抑えることを目指すとも。この成分は、免疫に関係するたんぱく質の一種「インターフェロンβ」。悪性皮膚がんや肝炎の治療薬のほか、ウイルス研究用の試薬としても使われるものだそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171008-OYT1T50025.html?from=ycont_top_txt
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