南極大陸で今年生まれたペンギンのひなが大量に餓死していたことが明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。海氷の異常な厚さが原因で餌場が遠くなったことが原因とのこと。調査を行ったフランスの自然科学者らは、壊滅的な繁殖の失敗と述べているそうです。研究者らは世界自然保護基金(WWF)の支援を受け、2010年から東南極でアデリーペンギンのつがい1万8000組を追跡調査してきたが、2017年の繁殖期を生き残ったペンギンのひなは2羽だけだったということです。大量死の原因は、今夏後半に海氷が広範囲に及んだことだと研究者らはみているそうです。親ペンギンが遠くの餌場まで行かざるを得なかったため、大半のひなが待っている間に餓死してしまったと考えられるそうです。次の繁殖期には海氷の状況は改善するとみられるが、繁殖状況が好転するかどうかは全く分からないそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3146605?cx_position=6
http://www.afpbb.com/articles/-/3146605?cx_position=6