健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

肥満の子どもと若者

2017-10-19 08:30:20 | 研究
世界の肥満の子どもと若者の数が、1975年から昨年までの間に10倍あまり増えているとする調査結果がThe Lancetに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。調査結果によると、低体重の子どもの数もいまだに多く、その数だけを見ると肥満の子どもや若者を上回ってはいるそうですが、肥満は低体重の減少をはるかにしのぐペースで増えているというのです。調査では、5~19歳男子の肥満の子どもと若者が、1975年の600万人から2016年には7400万人に増えていたことが分かったそうです。女子では同500万人から5000万人に。一方、低体重児の数は2000年頃をピークとして、2016年には男子で1億1700万人、女子で7500万人。低体重児のほぼ3分の2は南アジア地域に暮らしているそうです。肥満の子どもや若者は世界の全地域で急増したそうですが、低体重の子どもの数は、南アジアと東南アジア、中央と東西アフリカを除き、各地で緩やかに減少しているとも。太平洋の一部の島国では約3人に1人、また中東、北アフリカ、カリブ海諸国、米国では、5人に1人以上の子どもや若者が肥満ということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3146267
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