世界保健機関(WHO)は先日公表した国際疾病分類(ICD)の最新版となる第11版の中に、コンピューターゲームが麻薬やギャンブルと同じように依存症を引き起こす危険性があるとの記載を盛り込んだそうです(AFPBB NEWS)。約30年ぶりに大幅な改訂が行われたICD第11版では、オンラインおよびオフラインの「ゲーム障害」を「物質の使用や常習的な行動に起因する疾患」に分類。主な症状としては、ゲームを中断することが著しく困難な「制御障害」や、それ以外のすべてのことを排除してゲームに集中することなどが挙げているそうです。ゲームに熱中しすぎるあまり、睡眠や食事などの他の興味や活動がないがしろにされると指摘。極端なケースでは、ゲームの画面から離れられなくなった揚げ句、学校を中退したり、職を失なったりするほか、家族やゲームをしない友人らとの関係が断ち切られたりもするそうです。ゲームに熱中する人々の大半が若者で、その多くはティーンエージャーとも。ICD最新版では、問題行動の兆候が1年以上持続することをゲーム障害の診断要件としているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3179077?cx_part=search&cx_position=12
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