健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

不妊化した蚊の放出実験

2018-07-19 08:30:39 | 研究
デング熱などの感染症を媒介するネッタイシマカの繁殖を抑えるため不妊化させた雄を放出する実験がオーストラリアで行われ、蚊の個体数が80%以上減ったことが分かったそうです(AFPBB NEWS)。オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の研究者らが、豪ジェームズクック大学の実験室で繁殖させた雄のネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)数百万匹を繁殖させ、生殖不能になる細菌「ボルバキア(Wolbachia)」を感染。これらの蚊をクイーンズランド州Innisfail周辺の屋外実験区画に放出。放出された雄の蚊は3か月間にわたり雌と交配。雌は産卵したが卵はふ化しなかったため個体数が激減したというもの。

http://www.afpbb.com/articles/-/3181893?cx_part=search
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