米国の地方部に暮らす人々は、都市部住民に比べて喫煙率と肥満率がはるかに高いとする論文がJAMAに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この論文は、米国の成人約1万1000人および若者と子ども約7000人に関する調査データに基づいており、調査の結果、若者と子どもの間では重度の肥満の割合は大都市部より地方部の方が高いことが分かったというもの。米疾病対策センター(CDC)が少し前に発表した別の報告書でも、成人の肥満率は、大都市圏の28.7%に比べ、地方部では34.2%と有意に高いとされていたそうです。米国の大都市圏以外に居住する人口は約4600万人で、全人口の14%。CDCによると、米国の成人喫煙率は全人口の13.9%と過去最低水準にまで低下したが、それでも地方部の喫煙率は都市部の約2倍だということです。100万人以上が居住する大都市圏では成人喫煙率がわずか11%だった一方、地方部では22%近くだそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3179203?cx_part=search
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