結婚生活は時に、うれしいことよりつらいことの方が多いかもしれないが、配偶者とともに年を取ることは、心臓疾患や心臓発作の予防に寄与するかもしれないとする研究結果がHeartに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、過去20年にわたって行われた34件の調査を分析、対象は42歳から77歳の200万人以上。その結果、既婚であることが、心臓疾患や発作のリスクを大幅に減らすことが分かったというもの。欧州、北米、中東、アジア地域に住む民族的に多様な人々を調査したことも、研究結果の重要性を高めているそうです。配偶者とともに生活する人に比べて、離婚した人、配偶者を亡くした人、結婚歴のない人が心血管疾患、冠状動脈性心疾患にかかる可能性はそれぞれ42%、16%高いことが明らかに。冠状動脈性心疾患、心臓発作で死亡するリスクも、結婚していない人の方がそれぞれ42%、55%高かったそうです。調査結果に男女差はほとんど無かったそうですが、心臓発作については、男性の方が起こしやすかったそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3179079?cx_part=search
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