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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ぜんそくが重症化して気道が硬くなる線維化のメカニズム

2018-07-25 08:30:58 | 研究
ぜんそくが重症化して気道が硬くなる「線維化」のメカニズムを解明したとすうr研究論文が、Immunityに掲載されたそうです(YOMIURI ONLINE)。ぜんそくの患者数は全国で約800万人に上り、年間の死亡者数は約1500人。慢性的な炎症で気道が線維化すると、息切れや呼吸困難を引き起こし、仕事や生活に支障が。ぜんそくはステロイド治療が一般的ですが、線維化した場合は、この治療が効かなくなるそうです。これまで線維化のメカニズムは解明されておらず、今回はマウスを使ってこの仕組みを追究。その結果、病原性の免疫細胞を特定。この細胞が作る「アンフィレグリン」という物質が、白血球の一つ好酸球を刺激し、線維化を引き起こすたんぱく質「オステオポンチン」を大量に分泌することを突き止めたそうです。この好酸球の反応を抑える薬を投与したところ、線維化が改善できたということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180709-OYT1T50069.html
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