たき火で発電。平時にはあまり関係ないと思いますが、災害時に電気が供給されなくなり、乾電池なども容易に手に入らなくなった場合、発電できると何かと便利ですね。特に、携帯電話の充電手段として有用性が非常に高いと思います。でも、たき火で発電というのはなかなかイメージがわきません。大阪のベンチャー企業が、そんなお湯を沸かしながら電気機器を充電できる「発電鍋」を開発し、来週にも販売すると発表したそうです(MSN産経ニュース)。たき火をしながら携帯電話やラジオなどの充電が可能で、災害時の緊急電源として期待できるそうです。この発電鍋の直径は約16センチで、鍋底の下側に電気を通す導体と呼ばれる素材で構成される発電器を取り付け、鉄のカバーで覆ってあるそうです。導体の下部は火に近く高温である一方、鍋の底に近い上部は湯で冷やされるため、温度差が電圧に変換される性質により発電するそうです。充電はUSB接続を利用し、アップルのiPhoneの場合であれば3~5時間で充電できるそうです。またUSB接続ができれば、ラジオや懐中電灯も充電できるという優れもののようです。この商品は一家に一台必要ですね。でも、価格が24,150円と高いですが・・・・・。
幼児の睡眠不足が過体重のリスクになるという研究論文が発表されています(British Medical JOurnal)。3歳から7歳まで244名を追跡調査した結果、睡眠時間が1時間増えるごとに体格指数(BMI)が0.48減少するという結果が得られたというのです。また、十分な睡眠時間を確保しないと、体重レベルによらずに体重を増加させるというのです。もちろん、こうした体重の増加は、脂肪蓄積量の増加によるものだそうです。睡眠時間と体重に関係があるとは。特に幼児ですね。その後、つまり小学生や中学生、高校生、大学生として大人と、加齢による変化はどうなのでしょう。非常に気になるとことですね。取りあえず、まずはしっかりと睡眠時間を確保しておいた方がよいのでしょうか。
学部名称から「文学部」などの文字が消えつつあるようです。その代わりに、資格をイメージしやすい「看護」「教育」などの名称や、はやりのキーワードを取り入れた学部名称が増えています。こうした個性的な学部名は、大学全入時代に生き残りをかける大学側の意図ですね。でも、時代を反映した名称にしてしまうと、その時代が去った後によく分からない学部名称になてしまいがちです。平成21、22年度の新設学部の一部には、「メディアプロデュース学部」「社会安全学部」「サービス創造学部」などの学問として聞いたことのない名称がみられます(産経新聞)。従来の「文学部」「経済学部」などより細分化され、カタカナや、はやりのキーワードをつなげて横断的なイメージを持たせた名称が多くなっています。こうした変わった学部や名称の先駆けとなったのが、慶応大学が平成2年に湘南藤沢キャンパスに開設した総合政策学部と環境情報学部だそうです。翌年には当時の文部省の規制緩和で、文学士、理学士など29種に限定されていた「学士」の制限がなくなったことも学部新設の動きを加速させたそうで、現在では500種を超える学士があるそうです。その一方で、学部が増えて選択肢が広がり、悩む受験生も多いそうです。学問とは何でしょう。もう一度問い直してみる必要があるかもしれませんね。
映画「天使と悪魔」でしたでしょうか、「反物質」によるテロが題材の1つとして取り上げられていたかと思います。その反物質とは何か?あまり深く考えていませんでしたが、昨日のニュースで久しぶりにその文字を見ました(YOMIURI ONLINE)。その記事によりますと、反物質とは宇宙誕生の際に生成し、当初は通常の物質と同じ量が存在していたとされるが、現在は自然界にほとんど存在しない物質だそうです。なぜ反物質がなくなり、物質だけの世界になったのか、宇宙の進化の謎をひもとく研究に道を開く成果として注目されているそうです。そしてその反物質の1つである「反水素原子」を東京大学や理化学研究所が参加した欧州合同原子核研究機関(CERN)の国際研究チームが、世界最長の16分以上(1000秒間)にわたって閉じこめることに成功したそうです。昨年11月にCERNの同じ装置を使った実験で、38個の反水素原子を0・2秒閉じこめるのに成功していたそうですが、今回の実験でその時間が飛躍的に延びたというらしいです。反物質とは何か、少し興味がわいてきました。
先週の土曜日(平成23年6月4日)の午後、愛知県名古屋市吹上ホールにて開催された「夢ナビライブ2011」に参加してきました。「夢ナビライブ」とは国公立大学・私立大学の合同ガイダンスだそうです。昨年は東京でのみ開催したそうですが、今年は東京を含めて名古屋と大阪の3か所で開催されるもので、まず先陣を切って名古屋会場でのライブが開催されました。会場は熱気むんむん。久しぶりに感じました。この熱気。そうした中で、大学進学を考える高校生を対象としたミニ講義を行いました。講義のタイトルは「生命の神秘に挑戦する生理学 ―宇宙医学から学ぶからだの仕組み―」(15時40分~16時10分)。担当したのは5時限目ということだったので、それまでの時間にいくつかの講義を少しだけ拝見しましたが、すごい乗りの講義が・・・・。私としては比較的やわらかいものを用意してきたつもりでしたが、他の講義はそれをはるかに上回っている???もう少し内容を考えればよかったとまずは反省。同時にいくつもの講義が同じ会場で行われるので、自分の声がどの程度届いているのか、学生の乗りは?などなどいつもとは全く異なる雰囲気に、こちらもかなりハイテンションで望みましたが・・・・。たった30分の講義で途中から汗が・・・・。また、最後の方では声がかすれ始め・・・・。言いたいことの10分の1ぐらいしか話をできなかったのですが、こちが伝えたいこと何とか伝わったかも。また機会があったら、今度こそと。いや、いい勉強になりました。
茶葉から暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されていた問題で、政府は先日、茨城県全県と神奈川、千葉、栃木の3県の一部地域に対し、出荷制限を指示しました(YOMIURI ONLINE)。茶葉は、生茶葉から乾燥させた荒茶にするとセシウムの濃度が5倍になるなど、加工段階で濃度が変わるため、どの段階で制限するか政府の方針が定まらず、制限が先送りになっていました。政府は、いずれの段階でも規制値を超えた場合、出荷制限の対象とすることを正式に発表しました。消費者としては絶対にそうしてほしいと思いますし、規制値を下回ったとしても測定した全ての値を公表してほしいと思います。今回出荷が制限されたのは、広範囲で規制値を超えた茨城県の全域と、神奈川県の6市町村、千葉県の6市町、栃木県の2市の茶葉だそうです。その一方、福島、群馬両県でもそれぞれ1自治体で規制値を超えたそうですがが、今回は制限せず、継続監視するそうです。えっ!どうして?どういう基準なのでしょうか?????
またまたでた焼き肉やで発生した腸管出血性大腸菌「O157」による集団食中毒。報道によりますと、感染した方は、ユッケなど生食用肉は食べていなかったそうです。では、どのようにして感染したか。非常に興味深いですし、不安になりますね。しかも、また同じ富山県でなぜ。そこで、出てきた原因として考えられることが。それは、焼く前の生肉に触れた箸が原因ではないかというのです(YOMIURI ONLINE)。そして、感染していた肉は、豪州産牛のハラミに疑いがあるという報道も。みて原因を究明するとした。今回の感染者はグループ客だそうです。カルビやタン、ハラミ、ホルモン、トントロ、サラダなどを食べたところ、下痢や腹痛の症状を訴え医療機関を受診したそうです。今回のお店では生肉による集団食中毒を受け、ユッケ提供を自粛していたそうです。しっかりとした原因究明をお願いしたいですね。
歯科衛生科で学ぶ女子学生(18~20歳)124人の歯型を調べた結果、若い女性のかむ力が弱くなり、親知らず(第3大臼歯)の退化が進んでいることが分かったそうです(毎日jp)。歯数は24~32本で平均28・2本だったそうです。基本の32本はたった6人だったそうです。また、上あごの親知らずの欠如が82・2%も。その前の第2大臼歯も退化が進み、三角形に変形傾向が見られるそうです。さらに、第1大臼歯への影響も出ているそうです。また、下あごの親知らずの欠如は71・8%だったそうです。だんだん歯の数が減少しているようです。顎が小さくなり、歯がはえるスペースもなくなっているのでしょうか。そして、それに合わせて噛む力も低下しているのですね。このままだと、昔のSFで描かれていた宇宙人のように頭が大きく、顎が極端に小さくなってしまうのではないでしょうか。
携帯電話の電磁波とがん発症の関連性について、世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関は、聴神経腫瘍や(脳腫瘍の一種である)神経膠腫の危険性が限定的ながら認められるとの調査結果を発表しました(YOMIURI ONLINE)。WHOの組織が携帯電話に関して発がん性を指摘したのは初めてだそうです。ただし、今回の評価では携帯電話使用と発がんの因果関係は5段階の分類で3番目と、コーヒーの摂取やガソリンの排ガス吸引などと同じレベルとされているようです。因果関係が最も確かなレベルに分類されている喫煙などと比べると不確かな部分が多いようです。また、当面の対策としては「(耳に触れずに)携帯電話のメールを使うなど直接電磁波に触れないような使用方法が重要だ」という指摘もしています。国際がん研究機関は昨年5月にも、日米欧など世界13カ国で脳腫瘍患者と健康な人、計約1万3千人を対象とした最大規模の調査結果では「携帯電話の使用が脳腫瘍の発生の危険を増やすとは認められない」としていました。さて・・・・・・。
さまざまな細胞に変化できる「万能性」を持つiPS細胞(新型万能細胞)を人間の皮膚細胞から作製する際、ごくわずかに混じっている特定の細胞だけがiPS細胞になるらしいのです(YOMIURI ONLINE)。つまり、全ての細胞がiPS細胞になるわけではないということです。iPS細胞になれる細胞は、もともと万能性を備えているそうです。そのため、特殊な遺伝子を外部から組み込むことで細胞が万能性を獲得するというのです。こうした細胞を「ミューズ細胞」と名付けているようです。ミューズ細胞自体は、すでに筋肉などさまざまな細胞に分化することができるそうです。しかし、そのままでは十分に増殖しないために、京都大学の山中教授らがiPS細胞の作製に使った4種類の遺伝子をミューズ細胞に組み込むことで、増殖能を獲得したそうです、。この増殖能を持つミューズ細胞は、山中教授らが最初に作り出したiPS細胞と同じものだそうです。しかし、ミューズ細胞以外では、遺伝子を組み込んでもiPS細胞にはならなかったそうです。ということは・・・・・。