健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

紅茶成分に抗ノロウイルス作用

2016-10-21 08:30:22 | 研究
紅茶に含まれるポリオフェノールの一種である「テアフラビン類」が、ノロウイルス代替ウイルスに消毒作用(抗ウイルス作用)があるそうです(YOMIURI ONLINE)。人に感染するヒトノロウイルスにも有効だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20161008-OYT1T50001.html?from=ycont_top_txt
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iPS細胞でサルの心機能回復

2016-10-20 08:30:10 | 研究
心筋梗塞を起こしたサルに、拒絶反応を起こしにくい別のサルのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋細胞を移植し、心機能の回復に成功したという論文がNatureに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。人の治療でも、備蓄した他人の細胞を使う方法が計画されており、サルでの成功は、臨床への応用に向けた一歩になるそうです。研究では、拒絶反応を起こしにくい白血球型のサルを選抜。このサルのiPS細胞から作った心筋細胞を、心筋梗塞を起こした別のサル5匹の心臓に注射して移植したところ、4週間後に心機能が平均7~8%改善。ただ、移植後、一時的な不整脈の増加も見られたとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20161011-OYT1T50069.html?from=ycont_top_txt
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永遠の命

2016-10-19 08:30:56 | 研究
人の寿命の「上限」を発見したとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この研究は、世界40か国以上の人口統計データを詳細に調べ、長年続いた最高寿命の上昇が1990年代に、すでにその終点に「到達」していたことを突き止めたというもの。最高寿命の上昇は、1997年頃に横ばい状態に。1997年は、フランス人女性Jeanne Calmentさんが前人未到の122歳と164日で亡くなった年だそうです。そしてそれ以降は、世界最年長者が115歳前後という傾向が続いているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3103407
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温室効果ガスのメタン

2016-10-18 08:30:19 | 研究
強力な温室効果ガスであるメタンの全世界の排出量は、現在の推定値の2倍である恐れがあるとする研究論文がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この論文は、先行研究の約100倍の規模のデータベースを基にしているそうで、さらにこれまでの研究で一部を担っていた、議論の余地のある仮定を回避する手法も採用されている。そうです
http://www.afpbb.com/articles/-/3103454
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平均寿命の大幅な伸び

2016-10-17 08:30:12 | 研究
世界の平均寿命は、1980年以降に10年増となる急速な伸びを示していることが、Lancetに発表された国際保健の包括的な概観報告書「Global Burden of Disease Study 2015」で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。 2015年の平均寿命は男性で69歳、女性で75歳近くになったそうです。寿命年数の増加分の大半は、特に過去10年間での、感染症による死者数の急激な減少と共にもたらされたそうです。人口が増加する中、主要な死因であるAIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)/HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と結核 (TB) を合わせた死者数は、2005年の310万人から2015年には230万人となり、その減少率は25%を上回ったそうです。また、下痢性疾患による年間死者数が20%減少し、2005年には120万人だったマラリアの死者数も、2015年には73万人となり、約3割の減少となったそうです。また、この10年間で、195のうち188の国と地域で、平均寿命が上昇。一方で、がん、心臓病、脳卒中といった非伝染性疾病については、2005年の3500万人から2015年には3900万人となり、その死者数が増加しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3103613
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快楽中枢への刺激が免疫力高める

2016-10-16 08:30:05 | 研究
ウスの脳の快楽中枢を人工的に刺激すると免疫力が高まるとの研究論文が4日、Nature Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。有効成分を一切含まない偽薬であっても本物の薬だと信じて服用すると、人の脳の快楽をつかさどる報酬系を活性化できることは以前から知られていたことだそうです。研究では、、マウスの脳の報酬中枢にある特定の細胞を刺激した後、そのマウスから採取した免疫細胞を致死性の大腸菌にさらして培養。すると、これらの免疫細胞は、細菌を殺傷する効力が通常の免疫細胞の2倍以上高かったというのです。次の実験では、これと同じ免疫細胞を別の複数のマウスに接種。30日後、この新たなマウス群も同様に、感染症の撃退に成功する確率が通常の2倍以上高かったそうです。ラセボ(偽薬)の効力を説明する一助となる可能性のある結果だということです。
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「指しゃぶり」の子ども

2016-10-15 08:30:18 | 研究
指をしゃぶったり爪をかんだりする幼児は、成人してからアレルギーになりにくいとする研究論文が、Journal of Pediatricsに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、1037人の子どもを対象に、5歳、7歳、9歳、11歳の時点での「指しゃぶり」と「爪かみ」の癖を記録。被験者にはその後、13歳と32歳の時点でアレルギーを調べる皮膚プリックテストを実施。13歳の時点で何らかのアレルギーに陽性反応を示したのは、指しゃぶりも爪かみもしなかった被験者では49%だった。一方で、どちらかの癖が一つあると記録されていた被験者では同38%、両方の癖があった子どもでは同31%とアレルギーの陽性反応はさらに少なかったというもの。32歳の時点で行われたプリックテストでも、同様の傾向が認められたそうです。親のアレルギー歴やペットの有無、母乳で育ったかどうかなどの要因は関係がなかったそうです。しかし、これらの癖がアレルギーと関係する疾病のリスク低減につながることを示す証拠はないとも。
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船舶からの排出ガス

2016-10-14 08:30:57 | 研究
東アジアにおける船舶からの排出ガス急増により、同地域で年間数万人が死亡し、地球温暖化にも拍車がかかっているとする研究論文がNature Climate Changeに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。製造業と輸出の中心地である同地域では、船舶から排出される微粒子や二酸化炭素(CO2)による汚染が、世界で最も早いペースで進んでいるそうです。研究では、2013年に同地域で確認された船舶1万8000隻以上の記録を基に、排出ガス量を計算し、それによる影響を推定。その結果、東アジアでの船舶の往来は、2005年に比べて2倍以上に増加しており、2013年には世界全体で船舶が排出した二酸化炭素のうち16%を東アジアが占めたそうです。これは、2002~2005年に比べると、約4~7%上昇したことになるそうです。世界のコンテナ港上位10港のうち、8港を有するこの地域は世界全体の海運活動と排出ガス量の6分の1以上を占め、しかも規制されていないそうです。研究チームの推計によると、船舶の排ガスから出る汚染粒子が原因で、中国本土で約1万8000人、日本で約3600人、台湾・Hong Kong・Macauで約1100人、韓国で約800人、ベトナムで約600人が死亡したとそうです。
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健康的な老化と母親

2016-10-13 08:30:28 | 研究
細胞小器官のミトコンドリア内に存在するDNAが、健康的な老化への鍵を握っている可能性があるとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、ミトコンドリアDNA(mtDNA)以外はまったく同一の実験用マウス2グループを用いて実施。その結果、一方のグループの方が老年期になってもはるかに健康で、活発であることが確認されたというもの。細胞核に存在する核DNAは、両親から子どもに受け継がれますが、ミトコンドリアDNAは母親からしか受け継がれません。この遺伝子に起きる変異が原因で、ミトコンドリアに異常が起き、結果として臓器不全や死に至る場合もあるそうです。今回の研究で使用したマウス2グループのミトコンドリアDNA系統はどちらも健康で、遺伝コードの違いはわずか0.5%にすぎなかったそうです。また、マウスはすべて、同一の核DNAを持つように交配されたそうです。
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セーヌ川沿いの一部道路が車両通行禁止に

2016-10-12 08:30:33 | 研究
フランスParis市議会は先日、大気汚染対策の一環としてセーヌ川沿いの道路一部区間での車両の通行禁止を賛成多数で可決したそうです(AFPBB NEWS)。セーヌ川右岸を3.3キロメートルにわたり歩行者専用にする計画とのこと。このほかにも毎月第1日曜日にシャンゼリゼ通りでの車両の通行が禁止されているそうです。今回の決定で対象となるのは、毎年夏の1か月間に歩行者専用のビーチ「パリ・プラージュ(Paris-Plages)」が登場する区間だそうです。ビーチの企画は2002年以降続いているとのこと。今年はビーチの砂が撤去された後も別の企画のため、パリを東西に走るこの道路は引き続き車両通行禁止となっていたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3102270
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