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McNabbを優先

2007-01-20 09:11:16 | イーグルス
 Andy Reidが地元ラジオ局のインタビューで来年のQBはDonovan McNabbを最優先する事を発表しました。
 これは当然の事です。2年続けて怪我でシーズン途中退いては居ますが、それまでのパス成績は2年連続で獲得ヤードは2位でレーティングでも5位までに入っているMcNabbがプレイ可能ならばJeff Garciaが良いリリーフを見せていてもMcnabbに戻すに決まっています。
 問題なのは右膝の手術を受けたMcNabbが100%の状態でシーズン開幕を迎えるのかと言う事になります。手術を受けた時点ではリハビリを終えるのは8月から10月になると言う事でした、別段キャンプに参加する必要は有りません、OLもそれほどの入れ替わりは無い(Tra放出を予想しますけど)でしょうしレシーバー陣もDonte Stallworthと契約延長しない場合に入ってくるであろうWR以外とタイミングを合わせる作業をする必要は無いですから。 McNabbにはプレシーズン3試合目を目標にして調整をさせると予想します、3試合目の前半投げさせて4試合目は欠場、そして開幕戦に登場させる事が負担を考えればベストの選択です。
 これまで怪我に弱いと言われたくない為に復帰を急いできたり無理してプレイを続ける面が見られたMcNabbですが、今回のACLは次やったらキャリアエンドの危機が有る箇所と言う事を理解して無理をしないでもらいたいです。Garciaと再契約するかどうかは分かりませんが、少なくともA.J Feeleyは来シーズンの契約が有ります。開幕に間に合わなくても医師の診断通りに10月に試合に出てくる事になった時にもうプレイオフの可能性が全く無いような状態にはならないでしょうから。


 もう1つ、NO戦での最後の4&15でパントを蹴らせた選択についても質問がありました。その前のプレイで4&10でギャンブル成功させてした(フォルススタート、しかもプレイが終わってからフラッグが飛びました)のに、何故5ヤード下がって4&15ではギャンブルをしなかったのか、この質問に対してReidはディフェンスを信じていた、10ヤードと15ヤードでは成功の確率が違うと言うものでした。10ヤードのギャンブル成功>ディフェンスが3&OUTに押さえる>15ヤードのギャンブル、こういう事なのでしょう。スーパーボウルでも同じような場面でパントを蹴り、結果3つランを止めてパントを蹴らせています。Reidの中の確率論がギャンブルに全てを賭けるならばパントを蹴り後4回パスを投げるチャンスを得る事に賭けると言う事なのかもしれません、GBでの4&26はなんだったのか?と思わなくは無いですけど。
 ただ、3つランを止めたとしても結局最後はパントを蹴られるわけです。Brian Westbrookをリターナーに仕立てで1発逆転を狙うのかもしれませんが、リターンTDを奪う可能性は低いです。そして自陣深くからでもパントを蹴れば50ヤードまでは押し戻されるでしょう、Garciaの肩で30秒タイムアウト無しを考えればそこでボールをも貰っても仕方が無いようにも思えます。
 

 McNabbとGarciaの優先順位を公開する事でファンやチーム内にどちらを起用すべきかの議論が出て混乱する事を防ぐ事、HCとして失敗した選択の説明をする事、最低限しなければならない事はしたと言う感じのインタビューだったようです。