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フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

2006シーズン終了

2007-01-14 19:35:46 | イーグルス
 今シーズン2度目の対戦になったNO戦はレギュラーシーズンと同じ24-27で負け、Eaglesの2006シーズンが終わりました。

 試合開始直後に急な仕事が入り、放送見て無いので細かい所は後日書く事にします。

 レギュラーシーズン16試合全てを同じ5人で固定できたのは32チーム中2チームだけと言う幸運に守られ続けたOLがついに壊れました。シーズン開幕時にも書きましたが、バックアップのOLにNFLの試合出場経験のある選手は居ません。1人でもOLが壊れたら即シーズン終了になりかねないアキレス腱でも有り、シーズン途中若手が成長しリーグ有数の強力OLにまで成長してチーム最大のパワーポイントにもなったOLでオールプロに選出されたShawn Andrewsが首の怪我で途中退場しました。レギュラーシーズン無事に切り抜けた代わりにバックアップの実戦経験を積む事無く来てしまった事がAndrewsの代役Scott Youngの致命的な反則に繋がったとも言えます。

 インサイドのランが止まらないのはJim JohnsonがDCになって以来の宿業です。インサイドからのパスラッシュを重視するシステムですからランストップ専門のDTを用意しません、この事は今すぐに改善するべきでしょう。Johnson最大の誤算は1巡指名のBrodrick Bunkleyが役に立たなかった事です、2年連続でDTを1巡指名して全く効果が無いと言うのは何も手を打たないのよりも性質が悪いです。これ以上ドラフト権をDTに回せませんし、契約にお金が掛かっているのでFAにもお金を掛けられませんから。

 結局、ロングゲインでの1発が成功しない時にそれに代わる物を持てなかった事、これが最大の敗因です。ロングパスは成功するよりも失敗する方が可能性が高いです、それに頼る事はチーム全体が突然死する可能性を持ち続ける事になります。逆の考え方をすれば、ランで押し込んでディフェンスを前に集めてからのロング、速いタイミングのショートパスで浅いゾーンを守らせブリッツを入れさせなくしてからロングを投げる、ロングを出す為にはもう1つ武器を持たなければ機能しないのです。Jeff Garciaに代わった事でショートパスの精度向上が期待されましたが、速いタイミングのショートを繋ぐ様な形にはなっていませんでした、私はGarciaがいつか丸裸になると危惧したのはこの点を重視したのですが、この試合で表面化してしまいました。
 Andrewsが居ればベテランのHollis Thomasとのスタミナの差で後半ランが出るようになったかもしれません、しかし疲れ切ったディフェンスを休ませるようなオフェンスをする為にはCorrell Buckhalterに代わるインサイドランナーは必要です。ラインが完全勝利しないと走れないRBにこれ以上頼れません。ラインが互角の戦いをしている時に仕事が出来るタレントが必要です。


 ランディフェンスが持たずに連敗した時、Donovan McNabbが怪我をした時、GarciaがIND戦で機能しなかった時、もう何度シーズン終了と書いたか数えたくも無いほど諦めた今シーズンはその度に絶望から立ち直ってきました。結果はあと1歩及びませんでしたが良いシーズンでした、去年とは違い来年が待ち遠しいシーズンの終わりです、怪我人が無事に戻ってくる事を信じて来年の開幕を待ちます。

あと3つ

2007-01-14 08:00:24 | イーグルス
 プレイオフ2回戦の@NO戦です、レギュラーシーズン第6週の対戦では24-27で負けています。

 ハンデは5,5点NO有利
 ESPN 4-5
 USA Today 2-4
 TSN 3-6
 僅差ではありますがホームのNOを有利とする意見が多いようです。この6連勝中は予想を覆して勝ってきましたし、それほど気にしなくて良い程度の差だと思います。

 オフェンスはNOの方が良いですが、ディフェンスでは勝っています。ある意味最も差が付くのはSTかもしれません。一発の無いReno Maheに対してReggie BushとMichael Lewisをリターナーに擁するNOにロングリターンの点で大きな利点があります。最近Brian WestbrookをPRで起用する事が増えているので、この試合で起用するならばリターナーは互角と考える事も出来ます。
 David Akersの飛距離も懸念材料です。ドームなので正確性よりも飛距離が勝敗を分ける要素にあると考えます。Koy Detmerを呼び寄せましたが、ホルダーとの息が合わない事が78%のFG成功率に影響しているとは思えません。飛距離が出ない理由が、去年の怪我なのか年齢的なものなのかは分かりませんが、飛距離が出ないのを無理して蹴る為に引っ掛ける事が増えているのが現実です。40ヤードを越えると安心出来無い今のAkersと今シーズン92%の成功率を持つJohn Carneyを比べればCarneyの方が良いKと言えるでしょう。
 
 戦力的には全くの互角と考えています、ドームのアウエイと言う事でオフェンスに無駄な反則を出さない事が重要になります。去年からWRのイリーガルフォーメーションとフォルススタートを取られる事が妙に多いですしそういう点でも気をつける必要があります。無駄な反則をしなければプレイオフ経験の浅いNO側にプレッシャーが掛かる事になるでしょう、熟練のベテランがチームを牽引してくれる事を期待します。