L.J Smith手術

　ルーキー時の5年契約が今年で終わるL.J Smithがスポーツヘルニアの手術を受けました。今後のミニキャンプ等は全て欠席して、7月末のトレーニングキャンプからの復帰を予定しています。

　契約最終年度を向かえ契約延長交渉を行っているであろうL.Jは契約延長交渉が不調でもキャンプをホールドアウトするような事はしないと宣言したばかりですが、ホールドアウトではなく病欠する予定だったのですね・・・。スポーツヘルニア自体はたいした怪我ではないです、手術から7週ほどトレーニングキャンプまで時間が有りますしシーズンへの影響は無いでしょう。　契約延長交渉にも影響のある手術ではないでしょう、やるなら2月にやっておけと言う気はしますが8月になって悪化したから休みますといわれるよりは全然ましです。

　これで今後行われるOTAではMatt Schobelがファーストチーム、DEからTEへのコンバート中のLee Vickersが2番手、ルーキーのBrent Celekが3番手で練習をする事になります。パスをポロポロ落として信頼を失ったSchobelは信頼回復のチャンスですし、経験の浅い若手達にとってもプレイタイムが増える事は良い事だと思います。
　VickersとCelekの3番手争いは2人のタイプが全く逆なので面白い争いになりそうです。元DEでパワーが売りのVickersとレシーバーのCelekのどちらがチームに順応するかを考えればレシーバータイプのCelekなのでしょうが、すでに2人同じタイプのTEが居る事を考えればランブロッカーのVickersが生き残るかもしれません。L.Jと契約延長が出来ればVickers,出来ないと判断すればCelekを残すような気がします（2人の実力差がないならばですけど）

　首の怪我で引退の可能性も有ったLS/TEのMike Bartrumですが、先日NEのTroy Brownと子供達対象のフットボール教室イベントを行ったようですしミニキャンプにも参加して居るようなので引退はしないようです。ただ、去年Bartrum怪我の後でチームに参加しているJon DorenbosとLSのポジションを争う事になります、若さを売りに出来るDorenbosとの争いは厳しいものになるでしょう。元プロボウラーで正確無比なスナップを放り続けるBartrumですが、年齢と首の怪我を考えれば何時引退するか分かりません（LSと言うポジションを考えれば、体力の衰えではなく怪我かやる気が無くなった時に引退になるでしょう）若手のDorenbosを残した方が良い様な気もしますが、そこそこのLSはいつでもFA市場に居ると考えて行ける所までBartrumを引っ張るのかもしれません。