イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Buckhalter vs Hunt

2007-06-19 08:46:24 | イーグルス
 去年の開幕前に、6月頃は書く事もないからその頃に他チームの戦力分析をすれば時間を掛けて分析が出来る。こう思ったのですが、他チームの事を時間を掛けて分析すると色々書きにくい所まで見えてしまうのが昨日今日と分析して分かりました。簡単に言えば、Eagles批判をしても私がEaglesファンなので大きな問題にはならないのですが、他チームについて批判的な事を書くと予想外の所からめんどくさい事になるのをチャット時代に何度か経験しています。そういう事もあって他チームの話題には触れないで来たのですが、今後もそういう方向で更新する事にします。(某チームの戦力分析をした所、かなり辛口になってしまっただけなんですけど・・・)

 
 ポジション争いで、個人的には無風と考えているのがRBです。Brian WestbrookがエースRBなのは間違いありません、2番手争いでCorrell BuckhalterとルーキーTony Huntが争っていますがこの2人がロスターに残るのもほぼ確定しています。RB枠は普通に考えれば4でしょう、最後の一つをRyan MoatsとルーキーNate Ilaoaが争う事になっています。
 BuckhalterとHuntの争いはHunt優勢と考える専門家が多いようです、私はBuckhalterが勝つと思っていますが。Huntがただのパワーランナーではなく意外とパスキャッチが上手い万能型のようで、Westbrookがスピードとパスキャッチに特化し過ぎている為に、その足りない部分を埋め合わせるのにはBuckhalterよりもHuntが向いているのかもしれません。しかし、システムを理解したとコーチ陣が信頼するのには相当時間が掛かると思っています。
 2番手のRBとして過不足無い能力を持っているBuckhalterは怪我が多い事と契約面でHuntに劣りますが、システムの理解と怪我に打ち勝ってきたメンタル面をコーチ陣に高く評価されています。Donovan McNabbの怪我以来、Andy Reidが2度ACL断絶から復帰したBuckhaterを例えに出す事が多いように思います。その時決まってリハビリに耐えてフィールドに復帰してきた精神力がチーム全体に好影響を与えているとして褒め称えます。
 若さと伸びしろ、そして健康面でHuntが勝っているのは間違いありません。逆に経験など精神面ではBuckhalterが勝っています。肉体面と精神面、どちらをReidが好むかを考えれば精神面を優先するでしょうから、2番手争いはBuckhalterが少なくとも開幕の段階では勝利すると思います。

 4番手争いはスピードは有るが精神面が未熟なMoatsと未知の怪物Ilaoaのどちらが生き残るかを普通に考えればIlaoaをPSに入れてMoatsを残す事で解決します。しかし、Moatsの干され方を見れば、ReidがMoatsを嫌っているのは間違いないでしょう。運動能力が有るのはルーキーシーズンの成績を見れば分かります、それなのに全く使ってもらえないのは何か問題があると言う事です。Ilaoaがある程度の能力と精神面を持っていると判断されればMoatsを追い出して4番手として残る可能性が十分に有ると思います。
 Ilaoaが5-9 245ポンドの体でNFLのフィールドに立つだけのスピードが有るのかはプレシーズンゲームで実戦に出てくるまで分かりません。なぜなら、現地の評論家の意見も様々で、どれが本当のIlaoa評なのか判断できません。普通に考えればダイエットする事になるでしょう、肉体的にも精神的にもNFLですぐにプレイ出来るような選手ではないと思います、そういう意味でも1年目の今年はPSで成長を待つ事になるでしょう、居ても使ってもらえないMoatsよりは未知の魅力があるIlaoaを4番手のRBに残した方が面白いとは思いますが・・・。

 Westbrookの体力を考えても1試合15キャリーの制限は守るべきだと思います、去年後半20キャリー100ヤードを連続して記録しましたが、疲労の蓄積が怖いですし無理をさせるべきではありません。Westbrook15、Buckhalter10,Hunt5、これ位の割合でボールを持たせるのが1年を通じて考えれば良いのではないかと考えます。