イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

メンタルタフネス

2007-06-12 09:03:31 | イーグルス
 コメントの返事を書いているうちに、やたら長くなってしまったのでこちらに書きます。コメントの返事として書き始めたので、検証面でかなり甘いですから勘違いしている部分も多いかもしれません。

 Reidの選手起用について私が思うのは、~だけはやるな。と言う指示に失敗した選手から切って行くのだと思っています。リターナーにはTDなんかいらないからファンブルだけはするな、レシーバーにはタックルを外せなくても良いからキャッチに集中しろ、そういうイージーな指示を聞けずに欲張ったり、集中を欠いてミスをするような選手から捨ててくのだと思います。

 特にプレイオフでイージーミスをした選手に容赦有りません。ああ、こいつこのミスでカットだなあと思うようなプレイをした選手は大概次のシーズン居ません。
 大事な所(大事な試合)でミスをする選手には精神面で欠陥が有り、能力よりも精神面の欠陥がチームの足を引っ張る。これがReidの身上なのだと思います。技術的なミスは挽回の可能性が有るが、精神面のミス(特にプレッシャーの掛かる重大局面でのミス)は修正不可能と考えているのでしょう。野球で言えばチャンスに強い2割5分の方がチャンスに弱い3割打者よりも好き、そういう事なのでしょう。
 QBに対しても肩の強さやコントロール、足の速さでは無く、リーダーシップと精神面を優先すると公言するのは、Reidの選手起用の原点だと思います。

 そういう意味で、勝敗の決まる場面でなぜかカバーミスをINTに変えてしまうSheppardは普段ひ弱に見えますがReid大好きでしょう。逆にいざと言うときにぽろっと落とす印象が抜けないL.Jをあまり好きでないのかもしれません。
 とはいえ、大舞台で燃える選手ばかりでチームを作る事はできません。天性の素質を持っていなくても経験で自己制御する方法を知っている(知らなければ生き残れないでしょうから)ベテランを好むようになってきたのも運動能力よりも精神面を重視しているからなのでしょう。

 システム習得がまだだから使わない、若手に対してよく使う言葉なのですが、システムを理解しないと偶発的な事故を引き起こすから使えないのだと思っています。
干された選手の代表である、MoatsはファンブルだけはしてはいけないKRで連続ファンブルして消えました、怪我で芽が出ないわりに期待し続けたMcDougleはTB戦で奇跡の61ヤードFGの原因になった連続フラッグを貰ってから試合に出て居ません。メンタルコントロールの欠如が原因のミスをした選手は2度と使わないと言う事なのでしょう。放出された選手の試合を見直してみると(特にプレイオフで)凡ミスをした選手がほとんどです。Staleyも放出前につまらないキャッチミスを連発していたんですよ、放出されるかもしれないと思ったのを覚えています。