また飛び道具が増えました

　ルーキーFAにもう一人加わりました。昨日もTE登録にTE/WR/RB/QB/FBみたいなのが居ましたが、今度のも凄そうです。

QB　Taylow Martines　Nebraska
　ドラフトサイトにはWR/QB/RB/FSと書いて有ります。足の怪我で去年は4試合だけ出場。



　デプスチャート作ろうかと思ったのですが、1巡指名のMarcus Smithも左か右か良く分からない。2巡のJordan Matthewsも左右どちらか分からない（2TEセットがベースならスロット枠が無い）と言う感じでドラフト前のチャートのセカンド・サードチームを増やしただけの地味な変化になりそうですね・・・。1.2巡指名にしても、即スターターを狙う感じでもないですし。


　ルーキーFAでオフェンスどこでもやります、Brad Smithのような選手が2人加わりました。ワイルドキャットをやる気なのか、ジェットモーションからのスイープ（スーパーボウルで効果的に使ってましたね）のようなプレイをやるのか、何か面白い事をしたいのでしょう。
　面白い事と言うと、上記したルーキーFAもそうなのですが、Darren Sprolesや3巡指名Josh HuffのようなWR/RBが一気に増えました。ミスマッチを作ると言う意味でこれらのマルチタレントをどう使うのかも楽しみになります。
　解雇の理由は素行的要素が強いと私は考えていますけれど、もっとRBのようなボールキャリーをすると思っていたDeSean Jacksonがボールを持たなかったのはChip Kellyの基準に何か合わない部分が有ったのでしょうね。

　飛び道具を揃えたと言う事は、2WR2TEセットだけではなく、3WRセットも使うでしょうし、セットしてからのモーションを多用してマッチアップを狂わせるプレイも増やすのでしょう。


　CBとSも人数が増えました。4巡指名のJaylen WatkinsはCBとSどちらで使うのかも楽しみになります。手薄なのはSの方ですし、とりあえずSで練習させると言う情報が出た後に5巡でEd Reynoldsを指名しています。こうなると、Malkolm Jenkins,Nate Allen,Earl Wolffに続く4番手争いは激しくなりました。CBも4人目まで実績ある中堅が揃いますから、Sの4番手とCBの5番手、DB9-10番手の争いは熾烈になります。

　
　Chip Kellyが去年から言い続けている、競争させて良い方を使う。2年目になって更にその方針を強くして行くように見えます。
　53人枠ぎりぎりだったり、ポジション最後の枠を争うような選手だけでなく、スターターもChipの判断で放出される。このオフの入れ替えはそれを証明するような物も有りました。
　ベテラン若手関係なく開幕前日に良い選手を使う、4ヶ月先の開幕まで長い競争になります。

ルーキーFA

　ルーキーFA15人と契約しています。今年はChris Polkのように怪我が無ければ2巡候補、のような大物は居ないようです。

RB　David Fluellen　Toledo
　2回MACのファーストチームに選ばれています。

RB　Henry Josey　Missouri
　怪我が無い年は1000ヤードラッシャー。

WR　Kadron Boone　LSU
　4年間で611ヤード8TD

WR　Quron Pratt　Rutgers
　去年のチームMVP、成績優秀。

G　Donald Hawkins　Texas
　Big12セカンドチーム

G　Karim Barton　Morgan State
　MEACファーストチーム

G　Josh Andrews　Oregon State
　32試合スターター出場

T　Kevin Graf　USC
　オールPac12（AP以外で）に選ばれている

TE　Trey Burton　Florida
　取って、走って、おまけに投げて、ブロックもする

TE　Blake Annen　Cincinnati
　6-4で40ヤード4.41、これでドラフトされないのは素材系

DT　Wade Keliikipi　Oregon
　NTタイプ

DE　Frank Mays　Florida A&M
　身長6-10？？？

CB　John Fulton　Alabama
　身長6-0、40ヤード4.53

S　Daytawion Lowe　Oklahoma State
　Big12セカンドチーム

K　Carey Spear　Vanderbilt
　4年間でFG50回中39回成功


　1行書くのが精一杯の選手と、いくらでも書く事が有る選手の差が激しいのがルーキーFAの面白さですかね。書く事がなくなってくる頃に調べて書きたいと思います。

Bryceのお値段

　高値で売れたのは良いけれど、3日目ドラフト遅刻した事も有って条件が良く分からないBryce Brownのトレード。4巡とか3巡とか来年じゃなくて再来年とか・・・まあ、Chip Kellyが使う気無いなら出して上げた方が良い（BUFもスターターRB2枚でBryce割り込む余地有るのか？って気もしますけど）


訂正が有ります


　で、トレードの条件ですが、Bryceのトレードの前日、Sammy Watkinsを獲得した後にSFに放出したSteve Johnsonの対価として貰えるドラフト権がそのままBryceの値段になるようです。
　Johnsonのトレード内容は、2015年の4巡をSFからBUFに渡す事になっていますが、2014シーズンの成績によっては3巡になる。こういう条件と言う事です。
　そしてBryceのトレードはそのSFから来る4巡を貰うという事なのですけれど、2人の成績次第で何をもらえるのかが枝分かれするようになっています。


1　基本的にはSF>BUF経由でSFの4巡が貰える。

2　JohnsonがSFの3巡を貰える成績を残した場合、Bryceも活躍して基準以上の成績を残さないとSFの3巡は貰えない。
3　その場合は2016年のBUF4巡を貰う。

と言う事のようです。

　来年のドラフト権は1ランク価値が下がるのがトレードの対価の基本になります。今年の2巡と来年の1巡のトレードとか、今年の6巡と来年の5巡、なんて言うのもありますけれど、来年何番目が回ってくるかが分からないですし、1年待たされる分の利子的な要素も有るのでしょう。
　そう考えると、来年のSF4巡を貰うのがベターでしょう。もちろん3巡貰える形が良いのですけれど、2016年のBUF4巡と2年待たされたのではちょっと損をした気持ちになります。SFとBUFの戦力を考えると、同じ4巡でもBUFの方が順番的には少し良いものが貰えそうですけど・・・


ここから訂正

2015年4巡、16年3巡、16年4巡のどれかのようです。条件等調べなおします。