ドラフト1日目は日本時間で9日金曜日の朝9時から、2日目は10日土曜日の朝8時から、3日目は10日の25時からになります。2日目が開始2時間程度で抜けるかもしれませんし、3日目は最初少し居ないかもしれません。が、チャットは例年通りやる予定です。
面接など接触した人数から推測すると、WRと並ぶ補強ポイントのパスラッシャー。スターター2人に一芸に長ける個性派のWRデプスにはスターターの怪我(と1年契約のJeremy MaclinのFA流出)に備える意味でもスターター級をもう一人入れたい所です。
OLBは3番手まで居るので、必要なのはデプスよりもエース交代を狙う大物でしょうか。ちょっと調べてみます。
Trent Cole 2005年5巡指名 契約延長を繰り返し、今年6.6ミリオンで2015年以降は12ミリオン程度の契約が2017シーズン終了まで残っています。
2005年 15試合出場 46タックル 5サック
2006年 16試合出場 62タックル 8サック
2007年 16試合出場 70タックル 12.5サック
2008年 16試合出場 77タックル 9サック
2009年 16試合出場 57タックル 12.5サック
2010年 15試合出場 65タックル 10サック
2011年 14試合出場 44タックル 11サック
2012年 16試合出場 40タックル 3サック
2013年 16試合出場 56タックル 8サック
最盛期は過ぎてしまいましたが、OLBコンバートに慣れた13シーズン後半8試合で8サックを記録しています。31歳で9年間通算79サック、実績で言えばEagles歴代でもトップクラスのパスラッシャーと評価して良いでしょう。
問題は、去年後半戦の活躍のまま、シーズン12サック程度を記録して3-4システムの最重要ポイントROLBからのパスラッシャーとして機能するか?この一点です。
12シーズンでのOLを抜く割にQBまで手が届かない衰えなどから判断すると、もう10サックを記録するような事は無いであろうけれど、それでも5-8サック程度を記録する実力は持っている。
新旧交代の準備を始めても早過ぎると言う事は無いし、もう1年後でも良い。そう考えています。
Connor Barwin 2009年HOUの2巡指名、UFAとして6年36ミリオンの契約をして残り5年(最後の2年は8ミリオン以上)
2009年 16試合出場 18タックル 4.5サック
2010年 1試合出場 開幕戦で足首を痛めてIR入り、記録無し
2011年 16試合出場 47タックル 11.5サック
2012年 16試合出場 44タックル 3サック
2013年 16試合出場 59タックル 5サック
最初は4-3DEで怪我から復帰後は3-4にHOUがシステムを変更しています。11.5サックを記録したにも関わらず、ROLBからLOLBにコンバート、TEの面倒を見るようになりパスラッシュの機会が減ってサック減。パスラッシュがしたいからEaglesに来た・・・はずだったのですが、LOLBとしてTEのカバー任務を与えられました。
パスラッシュではTEがブロックするのかルートに出るのかを見てから動く場面も多く、対面を抜いてQBに襲い掛かるよりもスクランブルに出られないように包み込み押し込む動きを支持されていたように見えました。もう少しサックが増えるような動きも出来るはずです。
ストロングサイドのOLBとしてはTEのカバーもパスラッシュも出来る選手です。キャップヒットが跳ね上がるまであと3年は5ミリオン程度で使える中堅選手として働いてくれるでしょう。
Brandon Graham 2010年の1巡指名、ルーキー時の5年契約(IRが有るので1年自動延長?)残り2年。
2010年 13試合出場 13タックル 3サック
2011年 ACL手術でPUPで開幕、終盤3試合に出場 4タックル
2012年 16試合出場 38タックル 5.5サック
2013年 16試合出場 19タックル 3サック
ルーキーシーズン、やっとプロに慣れてきたという所でACL断絶の怪我、翌年はリハビリが間に合わず終盤3試合に出ただけに終わります。3年目にはJason Babinからスターターを奪い、終盤サックを量産して1巡指名の期待に答える時が着たように見えたのですが、3-4移行でまた居場所を失っています。
Sean McDermott時代の押し込み型DEとして指名され、怪我から復帰したらとにかく抜けば良いワイドナインに変更されて持ち味を消され。ワイドナインのJuan Castillo解任で蘇り、また3-4OLBコンバートで消えました。去年も4-2-5ニッケル時のDEとしてはパスラッシュも効いていましたし、実力は有るのでしょうけれどシステムの犠牲になりそうな感じです。
トレーニングキャンプでのダブダブのお腹を見ても体調管理の良い選手ではないのでしょう。250ポンド程度にしっかり絞り込んで3-4OLBにアジャスト出来れば、高校時代全米No1MLBの声もあったのですからLBでもやれると思うのですが。
Bryan Braman 2011年HOUのルーキーFA、RFAオファーを提示されずにFAで2年契約2.65ミリオンで加入。
2011年 16試合出場 8タックル 0.5サック
2012年 14試合出場 20タックル
2013年 16試合出場 8タックル
ST要員でしょう、OLBでも少しはプレイ出来る。と言った程度だと推測します。LBで使えるならRFAオファーをしないと言う事にはならないでしょうから・・・
他に試合出場の無いOLB登録の選手が2人いますが、ここは戦力としてみる必要は無いでしょう。
31歳のColeの衰えと3-4への順応、Grahamが絞って来て3-4OLBが出来るようになるのか?Barwinでストロングサイドは問題ないので右側のパスラッシュ担当の現有戦力の評価で上位指名も有るでしょうし、Cole,Graham後の育成開始の中位下位指名。また、Barwinが担当しているTEカバーも出来るOLBを指名してBarwinにパスラッシュさせるようなドラフトになるかもしれません。
そういう意味で、Coleの契約が今年が終わると跳ね上がる事。Grahamに3-4OLB適性が無さそうな事(4-3DEや3-4DEからのパスラッシュでVinny Curryが伸びている)から今年のスターターとしての即戦力を取る可能性と、1年後のスターターを育てる素材指名の可能性、これも両方考えられます。
OLBを上位指名をしてCole,Barwin、ルーキーにST兼用BramanでのOLB4人体制と考えるとGrahamの居場所が無くなります。
4-3でなら役に立つGraham+2巡53位でMIAからDion Jordanを貰うトレードはお互いにメリットがあると思うのですけれど、10ミリオンのゴーストを償却する点でMIAが納得しないのですかねえ・・・
WRと違い、Grahamでいちよう3番手まで居ます。デプスが絶対に足りないWRと違ってOLBの上位指名必須とまではいかないのではないか?と言う判断になります。まあ、面接状況を見ればOLB取る気満々なのですけれどね・・・今年は1巡中盤程度予想のOLBが薄い印象です。
面接など接触した人数から推測すると、WRと並ぶ補強ポイントのパスラッシャー。スターター2人に一芸に長ける個性派のWRデプスにはスターターの怪我(と1年契約のJeremy MaclinのFA流出)に備える意味でもスターター級をもう一人入れたい所です。
OLBは3番手まで居るので、必要なのはデプスよりもエース交代を狙う大物でしょうか。ちょっと調べてみます。
Trent Cole 2005年5巡指名 契約延長を繰り返し、今年6.6ミリオンで2015年以降は12ミリオン程度の契約が2017シーズン終了まで残っています。
2005年 15試合出場 46タックル 5サック
2006年 16試合出場 62タックル 8サック
2007年 16試合出場 70タックル 12.5サック
2008年 16試合出場 77タックル 9サック
2009年 16試合出場 57タックル 12.5サック
2010年 15試合出場 65タックル 10サック
2011年 14試合出場 44タックル 11サック
2012年 16試合出場 40タックル 3サック
2013年 16試合出場 56タックル 8サック
最盛期は過ぎてしまいましたが、OLBコンバートに慣れた13シーズン後半8試合で8サックを記録しています。31歳で9年間通算79サック、実績で言えばEagles歴代でもトップクラスのパスラッシャーと評価して良いでしょう。
問題は、去年後半戦の活躍のまま、シーズン12サック程度を記録して3-4システムの最重要ポイントROLBからのパスラッシャーとして機能するか?この一点です。
12シーズンでのOLを抜く割にQBまで手が届かない衰えなどから判断すると、もう10サックを記録するような事は無いであろうけれど、それでも5-8サック程度を記録する実力は持っている。
新旧交代の準備を始めても早過ぎると言う事は無いし、もう1年後でも良い。そう考えています。
Connor Barwin 2009年HOUの2巡指名、UFAとして6年36ミリオンの契約をして残り5年(最後の2年は8ミリオン以上)
2009年 16試合出場 18タックル 4.5サック
2010年 1試合出場 開幕戦で足首を痛めてIR入り、記録無し
2011年 16試合出場 47タックル 11.5サック
2012年 16試合出場 44タックル 3サック
2013年 16試合出場 59タックル 5サック
最初は4-3DEで怪我から復帰後は3-4にHOUがシステムを変更しています。11.5サックを記録したにも関わらず、ROLBからLOLBにコンバート、TEの面倒を見るようになりパスラッシュの機会が減ってサック減。パスラッシュがしたいからEaglesに来た・・・はずだったのですが、LOLBとしてTEのカバー任務を与えられました。
パスラッシュではTEがブロックするのかルートに出るのかを見てから動く場面も多く、対面を抜いてQBに襲い掛かるよりもスクランブルに出られないように包み込み押し込む動きを支持されていたように見えました。もう少しサックが増えるような動きも出来るはずです。
ストロングサイドのOLBとしてはTEのカバーもパスラッシュも出来る選手です。キャップヒットが跳ね上がるまであと3年は5ミリオン程度で使える中堅選手として働いてくれるでしょう。
Brandon Graham 2010年の1巡指名、ルーキー時の5年契約(IRが有るので1年自動延長?)残り2年。
2010年 13試合出場 13タックル 3サック
2011年 ACL手術でPUPで開幕、終盤3試合に出場 4タックル
2012年 16試合出場 38タックル 5.5サック
2013年 16試合出場 19タックル 3サック
ルーキーシーズン、やっとプロに慣れてきたという所でACL断絶の怪我、翌年はリハビリが間に合わず終盤3試合に出ただけに終わります。3年目にはJason Babinからスターターを奪い、終盤サックを量産して1巡指名の期待に答える時が着たように見えたのですが、3-4移行でまた居場所を失っています。
Sean McDermott時代の押し込み型DEとして指名され、怪我から復帰したらとにかく抜けば良いワイドナインに変更されて持ち味を消され。ワイドナインのJuan Castillo解任で蘇り、また3-4OLBコンバートで消えました。去年も4-2-5ニッケル時のDEとしてはパスラッシュも効いていましたし、実力は有るのでしょうけれどシステムの犠牲になりそうな感じです。
トレーニングキャンプでのダブダブのお腹を見ても体調管理の良い選手ではないのでしょう。250ポンド程度にしっかり絞り込んで3-4OLBにアジャスト出来れば、高校時代全米No1MLBの声もあったのですからLBでもやれると思うのですが。
Bryan Braman 2011年HOUのルーキーFA、RFAオファーを提示されずにFAで2年契約2.65ミリオンで加入。
2011年 16試合出場 8タックル 0.5サック
2012年 14試合出場 20タックル
2013年 16試合出場 8タックル
ST要員でしょう、OLBでも少しはプレイ出来る。と言った程度だと推測します。LBで使えるならRFAオファーをしないと言う事にはならないでしょうから・・・
他に試合出場の無いOLB登録の選手が2人いますが、ここは戦力としてみる必要は無いでしょう。
31歳のColeの衰えと3-4への順応、Grahamが絞って来て3-4OLBが出来るようになるのか?Barwinでストロングサイドは問題ないので右側のパスラッシュ担当の現有戦力の評価で上位指名も有るでしょうし、Cole,Graham後の育成開始の中位下位指名。また、Barwinが担当しているTEカバーも出来るOLBを指名してBarwinにパスラッシュさせるようなドラフトになるかもしれません。
そういう意味で、Coleの契約が今年が終わると跳ね上がる事。Grahamに3-4OLB適性が無さそうな事(4-3DEや3-4DEからのパスラッシュでVinny Curryが伸びている)から今年のスターターとしての即戦力を取る可能性と、1年後のスターターを育てる素材指名の可能性、これも両方考えられます。
OLBを上位指名をしてCole,Barwin、ルーキーにST兼用BramanでのOLB4人体制と考えるとGrahamの居場所が無くなります。
4-3でなら役に立つGraham+2巡53位でMIAからDion Jordanを貰うトレードはお互いにメリットがあると思うのですけれど、10ミリオンのゴーストを償却する点でMIAが納得しないのですかねえ・・・
WRと違い、Grahamでいちよう3番手まで居ます。デプスが絶対に足りないWRと違ってOLBの上位指名必須とまではいかないのではないか?と言う判断になります。まあ、面接状況を見ればOLB取る気満々なのですけれどね・・・今年は1巡中盤程度予想のOLBが薄い印象です。