陸軍大尉と契約

　陸軍士官学校出身で現役の陸軍大尉Alejandro Villanuevaと契約しました。アフガニスタンに赴任し、特殊任務訓練を受けてレンジャーの資格を持っています。
　Army（陸軍士官学校）ではDLとしてプレイ後にLTにコンバート、その後WRとして34レシーブ522ヤード5TDを記録しています。2010年卒業時のドラフトデータだと身長6-9で277ポンドだったようで、EaglesはDLとして契約したと言う事です。
　海軍のトレーナーを雇うくらいなので、レンジャーの身体能力は高く評価しているのでしょう。カレッジ時代のWRとしての動きは軍隊生活で体の作り方を変えてしまったでしょうけれど、DL>LT>WRと普通の逆のコンバートをしてきました（身長が伸びたり、体重が増えたりしてレシーバーからラインへ変わるのが普通でしょう）WRが出来るフットワークを持っていたと推測します。
　去年のオフにINDから取って、先日FAでWASに移籍したClifton Geathersが身長6-8でした。似た様なサイズのDLがまた入ってくる事になります。

　カレッジ卒業時の277ポンドから3年間の軍隊生活でどうなっているのかは今後の情報待ちになりますけれど、身長を考えると300ポンドくらいは無いと細身に写るでしょうね。
　先日プレイベートワークアウトを行い、その結果の契約と言う事ですからそれなりの体を作っている事を期待します。

結論はFuller

　1巡22位に誰が残っているのか、アップするとして15位くらいの段階でも誰が残っているか何を代償にするのか？当然やってみなければ分かりません。
　他に誰が残るのかにもよりますけれど、22位にCB Kyle Fullerが残っていれば素直に指名して良いと思います。パスラッシャー枠でKony Ealy,Dee Ford、万能OLB枠でのRyan Shazier、WRとしてKelvin Benjamin,Odell Beckham,Brandin Cooks、ここら辺が1巡指名候補で名前が挙がっているのですが、この中ならばFullerが一番堅実な気がします。
　WRは2巡候補のJordan Matthews,Jared Abbrederis,Cody Latimer,Martavis Bryant,Donte Moncriefここら辺から何人かは2巡までに残るでしょう。問題はチーム側の希望する選手が残った中に居るかどうか、なのですけれどね。もちろん、1巡候補と2巡候補ですから、何かワンランク違う所が有るのでしょうけれど、6-2程度のサイズと40ヤード4.45のスピードを持つ2巡候補でワイドアウト3番手としての補充ならば十分だと考えます。
　次にOLB候補ですが、上記の3人がドラフトサイトを巡回した時に一貫して1巡候補でも無い事が気になります。まあ、22位ですから何度ドラフトやっても1巡指名確実と言う選手は残っていなくても仕方が無いですけど、2巡候補を1巡で取るのは（取ったら取ったなりの理由を探しますけれど）予想としては良い気持ちはしません。
　なぜCBなのか？Sも欲しいのですけれど、Malcolm Jenkinsで片方は埋まる。もう一方をいちよう平均点を付けられる程度には成長したNate Allenと運動能力が高く成長の可能性が有るEarl Wolffで何とかなる。Wolffの成長をもう1年待つ為にAllenと1年の再契約をした、そう考えると今年上位指名はしないかな。そう思うのです。


　CBはRCBのCary WilliamsとニッケルのBrandon Boykinは固定でしょう。エースと対峙するLCBをBradley FletcherとMIAからFAで来たNolan Carrollで争う形でダイムまでのデプスは厚いです。おまけにRoc CarmichaelとCurtis Marshも居ますから、下位指名のデプス補充+ST要員枠でドラフト権を使う必要は無いです。
　問題点は契約期間が揃いも揃って短いです。Fletcherは今年で終わり、Cary,Boykin,Carrollは残り2年。そう考えると、来年には再編成を開始する事になります。
　3番手のワイドアウトが必要なWRは1.2巡どちらかで取るとして、OLBとCBの再編成は来年でも良いのですけれど22位に最初に書いた1巡候補が残った場合はFullerを取ってCBから入れ替えるのが堅実だと思うのです。