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5巡162位 Ed Reynolds

2014-05-20 18:29:00 | ドラフト
 Arrelious Bennを解雇してウエーバー期間を経てから再契約しました。去年ACLで全休しましたし、4年目ミニマムでの安い契約に書き換える事に成功しました。

 ルーキーFAの入れ替えが有りました。CB John Fultonを解雇、トライアウトでルーキーキャンプに参加していたDB Davon Morganと契約しています。


 
 5巡162位 FS Ed Reynolds Stanford大
身長6-1 体重207ポンド スカウティングコンバインで40ヤード4.56、垂直飛び32インチ、幅跳び9フィート9インチ、ベンチプレス15回。
 プロデイでは40ヤード4.51、ショートシャトル4.49、スリーコーン7.18、垂直飛び38インチ。

 North Carolina州Stoneville出身、高校時代はRBとDBでプレイして、Virginia州選抜のRBとDB(2回)に選ばれています。陸上では三段跳びなどで校内記録を持っているようです。
 2010年にStanfordに入学、レッドシャツ無しで1年目からプレイしますが、2年目の11年はACL手術で全休、怪我によるレッドシャツ扱いとなりました。
 2度目の2年生からスターターに昇格、Pac12のファーストチーム、APのオールアメリカンサードチームに選ばれました。3年生の去年、Pac12のファーストチームに選ばれています。
 レッドシャツジュニアと言う形でアーリーエントリーしています。

1年生 7試合出場 6タックル
ACLでメディカルレッドシャツ
2年生 14試合出場 14先発 47タックル 6INT 5PD
3年生 14試合出場 13先発 87タックル 1INT

 ドラフトサイトによる長所と短所
長所 
 TEの相手が出来るサイズ
 父がNEなどで10年プレイした血統
 ゾーンカバーでの反応
 INTを狙う判断力
 手をしっかり回すタックル

短所
 平凡なスピード
 運動能力に劣る
 手が小さい
 マンカバーは苦手
 高いジャンプが出来ない

 
 スカウティングコンバイン前は2-3巡評価も有ったのですけれど、平凡な数値記録、腰が硬くターン能力に疑問が持たれたコンバインでの実技。そしてスピード面での改善が見られなかったプロデイ。あっという間に評価が落ちて5-6巡程度での指名予想になっていました。
 コンバインでのドリルを見ても、鋭さが無いです。決められたルートをなぞっているだけで、実戦でボールが飛んできた時に反応するような機敏さを感じません。
 試合は3試合見ました。Sは画面から切れてしまう事が多いのでパスカバーでボールが飛んでくる前の動きは良く分かりませんけれど、瞬間的にスピードアップするようなプレイよりも継続的に巡航速度を維持するタイプに見えました。カバー2タイプのSと言う評価もあるのですけれど、焦眉範囲が広いと言うよりも、常に走り続けて後方でも付いていく(カバーが出来るかは別)と言うことかもしれません。
 NFLで通用するのかと言う点で、5巡指名辺りが適当でしょう。頭脳面が素晴らしいと言うような所が無いと53人枠に残るのは難しいかもしれません。